【仲間大会構築記事】ミュウツー!我ハ上位禁止ニ在リ【ポケモンSV】


f:id:Marutapoke_376:20250330132335j:image

こんにちは!丸太です。記事をご覧いただきありがとうございます。

今回はレブロンぽけメン限にて開催された仲間大会で9連勝1敗という我ながらビックリな戦績を残し見事最終1位&唯一のレート1600超を取ることが出来たので簡単にですが記事にしてみました。

ルールは「上位10体+コライドン禁止」でした。過去一ミュウツーが輝いている環境でした。

特殊ルールに特殊なポケモンなため多分参考にはなりませんが楽しんで読んでいただけると嬉しいです。

 

結果:TNカジ 最終1位 レート1605(最高1620ぐらい)

パーティは↓となります。


f:id:Marutapoke_376:20250330132810j:image

 




 

コンセプト

ミュウツーで弱い者いじめをし、勝てない相手に勝てる相方を自然に選出できる構築

・数値の暴力

・構築経緯

まずはミュウツー。コイツに関しては意図とか関係なく軸としての採用は最初から確定していた。

使えなくなるカイリューの跡を継ぐエース枠として、一体は135族がいない環境であれば超高速でありミュウツーと耐性・範囲ともに噛み合っている悪竜のトドロクツキを採用した。

もう一体のエースとして抜きエースや崩しとして強い原種ガチグマを採用した。ホウオウやフロルなどに上から処理されると展開的にキツいので最速にした。

前期から汎用クッション枠としてテツノカイナを引き続き採用した。

増えると予想した禁伝がザシアン・ザマゼンタ・ムゲンダイナ・ルナアーラのため、これらに対応した受けポケモンを採用した。

まずはダイナルナに強いカビゴンを前期から引き続き採用した。特にレブロンぽけがルナアーラを使う確率が非常に高く、対策が地割れ連打だと撮れ高的に美味しすぎるという採用意図もある。

次点でレブロンが使いそうな禁伝としてザシアンを考えていたためラウドボーンを採用した。

・個体紹介

ミュウツー

f:id:Marutapoke_376:20250401202449j:image

調整意図

H奇数、C11n、最速110族抜き

 

またお前か
135族に人権を奪われた人
しかし、こと本ルールにおいては無敵とも言える性能を発揮する。
「135族&黒バドレックスなど天敵がいない+自身と同速以上のダイナザシアンにはテラス大地が一貫する+自分を抜けない有象無象は上からの高火力広範囲でボコボコにできる」というロンギヌスの槍ぐらいぶっ刺さっているポケモン
Sラインは最速まで欲張るとほかの数値が足りなくなる悲しい現実に直面するため、ダイナザシアンなどの高速連中は無視し、増えると思ったイーユイ・ルギア・ラティに刺さる110族抜きに設定した。前期と型は全く同じだが、HBCからHSと大きく努力値振りを変更している。
数値の暴力とバカ範囲による弱い者イジメのプロフェッショナル。砂下バンギ並の特殊耐久のポケモンラティオス以上の速度でガブリアス並の火力を誰も受からない超範囲かつ物理特殊での撃ち分けが可能という、文字起こしするとヤバいことになっている。使っていて心配だったのは「強すぎて法に触れないか」という1点のみであった。

こんだけ強くて衝撃のKP0。まさしく勝ち馬だった。

 

 

選出率2位

 

トドロクツキf:id:Marutapoke_376:20250401202738j:image

調整意図

最速AS

パワーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!

バカ
素早さが強い代わりに攻撃力が強い。その代償としてサイクル適正が高くなっている。意味がわからない。
実は自分が初めて3桁を取ったチョッキチオン構築に入っていたツキと同個体かつほぼ同じ型。

前構築で記述した通り、ミュウツー+悪/ミュウツー+高速エースは攻めの面で非常に優秀なのだが、それを1枠で両立しているモンスター。パオカミがいると成立しない並びなので環境的にも追い風だったと思う。ミュウツーはスカーフで抜きかえされるのが嫌なのだが、叩きを使える点でも相方として優秀だった。特にスカーフを持ちがち+Sで負けるとミュウツーで勝てない可能性があるイーユイやカイオーガに強く、ミュウツーで無理そうなルナルギアにテラスを強要できるため、裏の脳筋プーさんや地割れモンスターが通る。このように相性補完や範囲補完だけでなく勝てない相手への対策も兼ねられるため、選出率はほぼ100%だった。
ミュウツーとツキのどちらがザシアンと対面しても大丈夫にする必要があるため、テラスは炎。

 

選出率1位

 

ガチグマf:id:Marutapoke_376:20250401203119j:image

調整意図

最速AS

脳筋プーさん。
ダイナ・ルナ・ルギア・ホウオウなどの受け伝説は制限されない+受けのサイクルパーツで制限されるのはラッシャ程度+特に強いと思われるザシアンが受けに弱いため、環境的に受けポケが爆増すると読んで採用した。大成功だった。
Sはあえての最速。S甘えたフロルやホウオウ、ランドなどを狩りにいけるのが偉かった。
ミュウツーは対面性能は非常に高いものの、全抜き性能は微妙なので、崩しに加えてエースにもなれる点も嬉しかった。

 

選出率3位

 

ラウドボーン

f:id:Marutapoke_376:20250401203406j:image

調整意図

HB特化

ワニワニパニック
「脱出パックラウボ!?おもしれー!!」と思って読んでいただいた方には大変申し訳ない。個体ミスです。
元々このラウボはパゴス構築のザシアン対策として作った。ラウボがザシアンに負けるケースとして、「テラスを切られる」と「裏に引かれて崩される」の2パターンであるが、後攻脱出オバヒからのパゴス着地がその両対応になっている。
実際ミュウツー軸に入っていてもザシアンに対してのクッションとして強い動きにはなるが、肝心のミュウツーがザシアンに上から動かれるため、怪しいというかほぼ破綻しており、ザシアン軸に対してはミュウツーツキ@1で横綱相撲をしていた。よって選出率は0%。
実際レブロンぽけはザシアンを使用していたためコイツの採用自体は間違ってないと思うが、本当に天然なのは俺だったというオチがついた。

 

選出率6位

 

カイナカビゴンは流用なため割愛

前期記事を参考にされたし。

marutapoke-376.hatenablog.com

 

・選出

vs攻めっ気の強い相手 ミュウツー+ツキ+カイナ

ミュウツーで対面勝ちつつ無理な相手をカイナで対面操作しツキのぶっ壊し性能で貫く

 

vs受けっ気の強い相手 ミュウツー+ツキ+ガチグマ

擬似両刀のミュウツー+鉢巻ツキ+フルパワーガチグマによって数値受けを絶対に許さず、タイプ受けにはミュウツーの超広範囲が刺さる。

 

 

・重いポケモン

キノガッサ

初手置き1点読みを通さないと無理。あまりにも通りがいいため、ほぼ初手に来るから逆にあんまり負けなかった。唯一の敗北は再々戦で二手目ガッサが無理とバレたため。

 

・ハバタクカミ・パオジアン・コライドン・ミライドン・黒バドレックス

もし制限されていなかったら全員に全員が負ける。

間違ってもレギュGの構築として使うべきでは無い。(よってレンタルを用意していない。)

 

・あまりにも戦績が悪すぎてマッチングできないレブロンぽけ

スナイプ全失敗した。

 

・最後に

ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!ミュウツー最強!

 

実は仲間大会に参加したのは初めてであり、ビギナーズラックで美味しい汁を啜りすぎた。前期構築に上位10位以内がカイリューしかいなかったため、構築(主にミュウツー)の練度が高かったのが大きいと思う。

135族がいない環境下においてミュウツーが優秀なポケモンであることを証明できたと思う。めちゃうれしい。

 

追記

ばなたろう様、S28ランクマッチにてミュウツーでの3桁達成おめでとうございます。

リアルが忙しくてS28の最終日は潜れなかったのですが、私もミュウツーをより上位に連れていけるよう精進していきます。

 

【S27最終398位】神速のウインディ ミュウツー覚醒【ポケモンSV】


ポケモンSVランクバトルシーズン27 お疲れさまでした!

今期の軸はミュウツーです。何も考えないと黒バドの劣化になってしまいますが、独自の性能とあまりにもカッコイイ見た目を兼ね備えたロマン溢れるポケモンです。

こちらを生かすために組んだ構築であり、ミュウツーとのシナジーを強く意識し使用率を問わず必要なピースを採用したためクセの強いパーティになっていますが、読んでいただけると大いに喜びます。

 

 

結果:TNカジ 最終398位 レート1913

レンタルパーティは↓となります。


f:id:Marutapoke_376:20250301065945j:image




 

コンセプト

・とにかく扱いやすいミュウツー構築

・黒バドと明確に差別化しつつ最低限禁伝としてのパワーを確保したミュウツーの考察

ミュウツー+サブエースの範囲補完を強く意識し、対面でもサイクルでも圧力のある超攻撃的な構築

ミュウツーに不足したパワーを補うため攻めで使うテラスや一撃技を自然に組み込む

・構築経緯

禁伝環境でずっと使いたかったポケモンの一体に、ミュウツーが在る。見た目のカッコよさや設定、クールな立ち振る舞いなどで非常に好きなポケモンの一体だが、あまりにも性能が微妙。そんなミュウツーを何とか活躍させたかったため、構築の軸として採用した。

ミュウツーの型を決める上での問題点として「拘り系や瞑想ではバド対策に引っかかる」「以前に結果を残している鬼火型ではパワー不足に陥り、自分のPSで活躍させるのは難しそう」という2点であった。そのため、黒バドよりも優れている技範囲と耐久力を生かせる突撃チョッキ型で採用した。

ミュウツーの範囲を生かすために「高速高火力アタッカーが通らない相手をミュウツーのサブウェポンで倒しつつ、エースを通す」というコンセプトで構築を組み始め、最初は草オーガポンを採用していたが、ミライ/バド+ハッサムの並びが非常に重くなってしまったため、鉢巻カイリューに乗り換えた。

ミュウツーはその性質上エスパーミラーに弱い。特に弱点を突いてくる黒バドとルナアーラが苦手であり、火力増強ができないためテラス込みではムゲンダイナやテラパゴスに勝てない。そのため、毒菱が刺さらない特殊受けである免疫カビゴンを対策として採用した。

ミュウツーはコライドンやザシアンなど上から物理高火力を押し付けてくる相手を苦手としているため物理受けとして威嚇ゴツメウインディを採用した。パオジアン対策になることも期待していたため、あらゆる構築に出す可能性があるので腐りにくさを意識して神速を採用しゴツメと合わせてあらゆる相手に削りを入れられるようにした。

ウーラオスやパオジアンなど等倍であればあらゆる物理に勝つことができ、サイクルを回すことが出来るテツノカイナを採用した。

サイクル役が多いため、エスパー高火力のミュウツーと合わせて広い範囲を殴りにいくことができ、あわよくば受け崩しも可能な対面駒として悪ウーラオスを採用した。

めちゃめちゃ真面目に考察したのに4/6が初代出身であり、神速を撃ちまくるため「神速のゲノセクト ミュウツー覚醒」にちょっと被る構築が完成した。

 

・個体紹介


f:id:Marutapoke_376:20250227035624j:image

ミュウツー

ミュウツー @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: じめん
特性: きんちょうかん
性格: ひかえめ
213(252)-117-126(124)-207(116)-111(4)-152(12)
サイコブレイク / れいとうビーム / だいちのちから / かえんほうしゃ

 

調整意図

HB→特化パオの噛み砕く、陽気水ウーラの水流連打×2をほぼ耐え

HD→チョッキ込でアストラルビット耐え

C→余り

S→最速キラフロル抜き

 

黒バド「じゃあな最強 俺がいない時代に生まれただけの凡夫」
ポケモン界屈指のモラトリアム
就活とかに苦戦するタイプ。なんなら活動家とかになってもおかしくないし、女ならツイフェミになっていそうである。
ちなみにスマブラでのCVは藤原啓治である。代表作は野原ひろし。
コピーである出自やある意味半分ロボな点から、実はロボとーちゃんと同一人物だという噂がある。両方逆襲してるし。
シンプルに微妙。誰が生めと頼んだ。
なんとヒスイハリーセンと使用率がどっこいどっこいである。なんなら負けてる。
真の最強たる黒バドにアイデンティティを全て持っていかれた元最強。普通に使うと劣化になってしまうため差別化が必須となるが、今回注目したのは圧倒的な技範囲。本当にありとあらゆるタイプに弱点を付ける驚異的な範囲を誇り、技範囲が貧弱な黒バドとは明確な差別化点。よって突撃チョッキフルアタの小学生型で採用した。ちょっとオシャレな点として、初代のミュウツーは特防種族値が実質154であり、現在より特殊耐久に大きく秀でていた。よって持ち物を犠牲に特殊耐久を伸ばすのは最強だった初代ミュウツーを再現することになる。
採用技はサイコブレイク・大地の力・冷凍ビーム・火炎放射。
サイコブレイクは必須枠、他3つは神速が通らない岩・鋼を倒せる地面+炎、カイリューミラーや威嚇で受けてくるランドロスに刺さる氷。(元々は草オーガポンとの連携を重視し採用した。地氷炎の範囲は、150位圏内の草タイプを半減以下にするポケモンのうち炎オーガポン、ホウオウ、キュレム、セグレイブ、ウルガモス、ヒトム以外の全員に弱点を付くことが出来、これらのポケモンサイコブレイクを等倍で通せる。
よって、ミュウツーで草ポンが通らないポケモンを倒し、裏の草ポンで全てを破壊するという超攻撃的な補完が取れている。この技構成のままでもカイリューと補完が十分取れていた且つ最も刺さる相手が多いと思ったためこのまま採用している。)

さらに絶対的なメインウェポンたるサイコブレイクはウーラオスの悪格闘の範囲と非常に相性がいい。
悪ウーラと組んで双方が高火力を押し付けるメインウェポン・カイリューの苦手を狩るサブウェポンと、四枠を無駄なく最大限生かせていると思う。
黒バドの劣化なだけで種族値はマジの最強。
スマブラの影響で低いと思われがちな耐久は物理はホウオウと同等、特殊はグラードン以上、両耐久がラグラージより高い細マッチョである。(※スマブラではピカチュウよりも防御面が弱い。)C154は種族値120に1.2倍補正をかけたものとほぼ同値なため、火力面はオーガポン並。135族によってオワコンになったと思われたS130も無振りで丁度準速ラオス抜きであり、耐久と火力にガッツリ振り分けた上でも中速連中を上から破壊できる。耐久調整に記述した通り、カミラオスに2回行動がある程度保証された上で最低限の速度を持ち非常に無駄がない。無駄なく無駄にしているとも言える。
特性は緊張感。黒バドの人馬一体の劣化だがプレッシャーより生きる機会が多いため採用した。そもそもプレッシャーを生かそうとするとムゲンダイナの劣化になるため終わっている。
緊張感の強みは木の実を封じられることでは無い。最大の強みはS関係の誤認にあると考えている。
緊張感は他の特性と比べて優先度が高い、そのためあらゆる相手の特性より先に表示されるのだが、ミュウツーにスカーフやプレッシャーのイメージが強いためか、「緊張感の仕様を知らない奴」と「テキストをよく読んでなかった奴」がS関係を勘違いして勝手に自爆する。ふざけていると思われるかもしれないが、これが刺さりマジでスカーフ前提の動きをさせることがたまにあり、Sで負けているのに不利なコラミラが自分から引いてくれたり、大地で拘ったと思い込んだカイリューが舞ったり、拘り前提の受け出しをされたりなど謎のアドを稼げることが稀にあって強かった。普通にオボンディンルーに対面勝てたり、オーガポンのツタこんオボン込2耐えの調整を貫通したり、ブリジュラスにイバンだろうがオボンだろうが対面必勝になったりと輝く場面は多い。
そして何より最大の強みは見た目がカッコよすぎること。モチベが止まらん。

テラスはサブウェポンの火力を高めつつ電気耐性を持つ地面。

実はミライ相手よりもカミ相手に切ることの方が多かった。等倍で殴り合えば絶対に負けない相手かつ初手電磁波を地面テラスで無効にしサイコブレイクで返り討ちにしたりできる。

逆にミライ相手では初手ではなく二手目にテラスを切ることの方が多かった。というのも、ミュウツーの致命的な欠点として、母数があまりにも少ないためバトルデータベースでの型バレが非常に起こりやすい。チョッキの採用数は少ないためこちらは読まれにくいが、地面テラスの割合が全体で2位に位置するため「まぁどうせ確2だしケアして氷テラバ撃っとくか…」で死ぬ事がバカみたいに多く、なら相手が安心した二手目に切るかカイリューに回した方が強い。

また、地面テラスのミュウツーがほぼ固定選出になっているため、驚愕の地面枠不採用構築となった。

思い切った判断をした理由はミライドンのパワーが馬鹿すぎて流星や氷テラバで普通に地面枠が突破されるので、「ミライドン構築に地面枠をわざわざ選出し、対応しきれず1枠を無駄にする」展開がアホらしすぎるため。なら思い切って地面枠を外し、地面枠が必要になった場面だけミュウツーでテラスすればいいという判断に至った。副次的効果として相手のミライドンが安心して電気技を撃つ展開を作りやすく、逆にこちらの読みを通しやすくなった。前述した「びっくり地面テラスvsびっくり氷テラス」のアホくさい展開もランドを外してからは少なくなった。

 

追記

ミュウツーで立ち回る上で非常に重要な要素として、「こだわり偽装」がある。ミュウツーはスカーフと眼鏡の採用率が比較的高く、緊張感によるS判定及び誤認が起こるため、場に出てから同じ技を連打している場合は不用意に交代読みで別の技を押さずに連打し続けることが結構大事。これで拘り持ち一点読みを誘発したと思われる局面が結構あった。

逆に拘り読みで無理な交代を通される時や、どうしても引きに対応できない時などはあるため、相手のプレイングの癖まで読まなければいけない場面も起こってしまうが、ミュウツーで戦うならそれぐらいは覚悟してください。



f:id:Marutapoke_376:20250227040300j:image

カイリュー

カイリュー @ こだわりハチマキ
テラスタイプ: ノーマル
特性: マルチスケイル
性格: いじっぱり
167(4)-204(252)-115-108-120-132(252)
げきりん / しんそく / じしん / からげんき

調整意図

パワー

 

神速の郵便屋さん

ミュウツーを差し置いて初代最強のポケモンに成り上がったバケモン。

ミュウツーは特性が貧弱なため、他の禁伝と比べるとどうしてもパワーが不足してしまう。逆に、圧倒的な範囲とそれなりの硬さによって殴り合いには無類の強さを誇る。そのため、相性のいいポケモンは「高速高火力でパワーのあるスイーパー」となる訳だが、高速という概念を上から叩き潰す神速とパワーオブパワーの逆鱗が使え、対面でもサイクルを回したあとのぶっ壊し要員でも使える鉢巻カイリューに白羽の矢が立った。
ホウオウに明確に強いポケモンが存在しない(全員ゴリ押しで突破は可能)構築のため、空元気を採用した。
特筆すべきことはあんまりない。

パワーーーーーーーーーーーーー!ヤーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 

 


f:id:Marutapoke_376:20250227040833j:image

カビゴン

カビゴン @ たべのこし
テラスタイプ: あく
特性: めんえき
性格: しんちょう
257(172)-130-98(100)-76-176(236)-50
かみくだく / じわれ / あくび / まもる

調整意図

H→16n+1

B→余り

D→11n

 

糖尿のジワーレン
ポケモンを殺す魔法''割ルトラーク''」
使う魔法使い。えげつない運勝ちをしても魔法のせいにすれば問題ない。そもそもコイツとって地割れは一般攻撃技なのである。
ミュウツーで絶対無理な黒バドとルナアーラ、怪しいテラパゴスとムゲンダイナに逆襲するためのポケモン

特殊受けとしては毒菱が効かないのが最高に嬉しい。ルナアーラやテラパゴス、ムゲンダイナなど毒を撒きつつチンタラするポケモンは大抵特殊なので、無限に地割れの試行回数を増やせる。
バド受けとしては眼鏡サイコショックが面倒なのだが、ミュウツーがそちらに強いため奇跡の噛み合いが起こっている。ガチの偶然。
立ち回りは、欠伸して、割る。以上。
食べ過ぎには気をつけよう。

眼鏡ショックケアと無テラスルナアーラを押していけるように悪テラスを採用。

コイツだけ色違いを持っていなかったので剣盾レイド産の通常色。これを機に厳選してもいいかも。

 


f:id:Marutapoke_376:20250227042018j:image

ウインディ

ウインディ @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: ノーマル
特性: いかく
性格: わんぱく
197(252)-131(4)-145(252)-108-100-115
フレアドライブ / しんそく / じゃれつく / あさのひざし

 

調整意図

HB特化

 

でんせつポケモン
レギュGで伝説を複数体採用するワザップ。
青い犬のザシアン、赤い犬のザマゼンタと並んで、黄色い犬なのでザイエローと言い張り禁伝に名を連ねることにワンチャンを賭けたが、数値がただのワンちゃんすぎるのでちょっと豪華めな一般ポケモンに落ち着いている。
コイツを入れる前日15000位まで落ち絶望していたのだが、コイツを入れた瞬間500位まで上がる奇跡を起こした。
「逆ふとうのけん」「実質ふくつのたて」こと威嚇を持ち、割とマジで物理禁伝受けとしては最高峰と思っている。
元々コイツの枠で採用していたのはランドロスで、威嚇ゴツメでは最も一般的だと思う。しかし、ランドロスはパオジアンに対して非常に弱く、パオ入り相手にサイクルで物理禁伝を受けようとした場合「ランドロス+パオ受け+@1」という選出を強いられるため非常に窮屈。特にこの構築のエースはミュウツーカイリューであるため、ランドを入れた上でサイクルを成立させるのは非常に難しかった。一方でウインディであれば、コライ・ザシアン・白バド・日ネクあたりの物理禁伝にある程度安心して繰り出すことが出来る上にパオジアンに非常に有利。
さらに、ゴツメ+神速であらゆる状況で削りを入れられるのが他の受けポケにはない圧倒的な魅力。
これによって、ミュウツーやウーラオスの裏から繰り出してスイープ、対面でゴツメ+神速を入れカイリューの神速圏内に入れるなどの動きが取れる。シンプルにパオのタスキを解除してカイリュー圏内に入れるなどの使い方もあるが、
例えば、ミライドンはゴツメ+ウインディの神速+カイリューの鉢巻テラス神速で丁度落ちる。
ザシアンはウインディにテラスを切らないと勝てないため、ゴツメ2回+等倍神速+カイリューの等倍鉢巻テラス神速でH振りでも落ちる。
ゴツメ枠としては水ウーラオスに弱いという弱点があるが、ゴツメ×3+神速で大きく削りを入れることができるため、サイクル過程で少し削りを入れることが出来れば相打ちに持ち込める。
そして、対コライ性能が非常に優秀。
こだわり→炎技を余裕で受けつつ、ゴツメ+神速でカイリュー圏内に入る。
スケショ→Bが落ちるため神速でカイリュー圏内
チョッキ→完全に受けられる
カミ→回復量が増えるため日差しで技を見て、シャドボ→カイリュー引きテラス ムンフォ→居座りフレドラorミュウツー引きを選べる。
イーユイ→カイリュー引き
と、コライに有利かつ立ち回りの幅も広い。コライドン受けにありがちな展開として、ステロを入れられ後出しが間に合わなくなることは多々あるが、ゴツメ神速があるだけで最低限役割を果たせるため後出しの安定感は非常に高い。

テラスタイプはノーマルを採用したが、物理受けとしての役割に特化するのであればフェアリーの方がいいと思う。

本構築ではコンセプトの攻めに使えるテラス+軸のミュウツーがゴーストに弱い+対面的に立ち回る際の神速での削りを優先したノーマル。

 


f:id:Marutapoke_376:20250227135720j:image

テツノカイナ

テツノカイナ @ オボンのみ
テラスタイプ: みず
特性: クォークチャージ
性格: わんぱく
241(92)-161(4)-176(252)-63-106(140)-73(20)
ドレインパンチ / じしん / れいとうパンチ / ボルトチェンジ

 

調整意図

HB→特化コライの炎フレドラをオボン込2耐え

HD→特化ミライの流星群耐え

S→ガチグマ抜き

S26最終30位 みんらい様の調整を参考にさせていただきました。感謝致します。

 

小嶋元太
あまりにも似すぎである。やや金属質な気がするが、多分うな重の食べ過ぎである。食べ過ぎには気をつけよう。
影のMVPであり、ありとあらゆる物理に対して脂肪で受け止めるなどしていた。
特にミライ構築の裏にいる物理をEFタダ乗りでギタギタにすることができる。
ミュウツーカイリューに加えウーラオスは悪とパオジアン舐めすぎ構築なので構築内での重要度は結構高い。
結構電気技が欲しい盤面が多かったため地震をサンダーダイブにしてもいいと思う。冷凍パンチは生きる場面が非常に多かった。

テラスはパオに安心するために水。

 


f:id:Marutapoke_376:20250227135318j:image

一撃ウーラオス

ウーラオス(一撃) @ きあいのタスキ
テラスタイプ: あく
特性: ふかしのこぶし
性格: いじっぱり
175-200(252)-120-74-81(4)-149(252)
あんこくきょうだ / インファイト / つるぎのまい / ふいうち

 

調整意図

パワー

 

黒閃を狙って出すバケモン。
「じゃない方芸人」界最強。
現環境において悪ウーラの魅力は大きくわけて3つ。
1つ目はコライ構築にも割と臆せず出せる点。天候での水半減によってカミに勝てなくなってしまうところを、暗黒の強打で一撃である。初手出てくるコライドンはだいたい蜻蛉を押してくるため居座り強打で出てくるカミをぼったくる展開も作れた。我ながら大分キモいと思う。
2つ目は耐久ラインが伸びた環境下で威力70の先制技が輝く点。特化強打不意(不意+カイリューの神速)でミライドンを丁度落とすことが出来るのが偉いとかの次元じゃない。ミライドンだけでなく、物理耐久指数21000以下のラインは禁伝に妙に多い(ミュウツー・ホウオウ・カイオーガパルキア・レシラム)。これらの対処が難しい禁伝・何やってくるか分からないため明確に対策枠を用意できないマイナー禁伝に対して脳死で強打不意してれば泡を吹いて倒れている。耐久に振っているとSで勝るため、耐久振りだろうがぶっ壊せる。
3つ目は読まれない点。今の環境でウーラオスを見て水悪で悩む人はほとんど居ないと思う。ラス1に繰り出す悪ウーラを水前提で立ち回った相手が対応することはかなり厳しいため、後発で出した時の制圧力は水の比にならないほど高く感じた。
これでいて水と共通して対受け性能や対面性能は非常に高い。
さらに本構築においてはミュウツーと受け攻め両面で相性が良く、ミュウツーが苦手とする悪霊超の全てを受けつつ弱点を突き、ウーラオスが苦手とする格闘ミラーはミュウツーで解決出来る。
水と比べた時に対パオや悪に受け出せる強いポケモンが多いという逆風は依然として吹いているため、立ち回りはやや窮屈になるが爆発力は凄まじい。
そして何より気持ちいい。技エフェクトやSEのド派手さ、一気に削れるHPバーで脳内に凄まじい量の快楽物質が駆け巡りキマる。黒閃と叫びたくなる。

テラスはさらに火力を伸ばせる悪。

 

 

・選出

基本選出

基本はミュウツー+カイリュー+各禁伝対策となる

対コライドン・ザシアン・白バド・日ネク→ウインディ

メインウェポンに耐性を持ちつつこれらに弱点をつけるウインディを出す。

対コライは回復量が増えるため特に安定する。

 

対バドレックス・ルナアーラ・テラパゴス・ムゲンダイナ→カビゴン

カビゴンの耐性と特殊耐久で見る。取り巻きの毒もまとめて対策できる。

 

対ミライドン・エース2体の両選出が難しい時のクッション→テツノカイナ

EFタダ乗りで裏のあらゆる物理と戦えるため、ミライはミュウツーカイリューの2体がかりで対面処理するつもりで戦う。

物理特殊両方にある程度戦えるクッションなので、基本選出が崩れた時の誤魔化しとしても使った。

 

カイオーガ・ホウオウ・ルギア・その他・対面選出→悪ウーラ

カイオーガなどのサイクルを回すのが困難な相手には対面選出をすることになるため、悪ウーラオスを使う。また、他の禁伝であっても対面で戦うルートを予め決められるならこちらを選出する。Wキュレムギラティナ、もちろんミュウツーなど、マイナー目な禁伝へのマジレスとしても強い。

ムゲンダイナじゃない受け系に滅法強いのでホウオウやルギアに対しても出した。ルギア相手はカビゴンミュウツーと一緒に出して、素→暗黒強打・毒→サイコブレイク・妖→地割れのどれかを一貫させる。

 

・重いポケモン

・みがわり黒バド

地獄。カビゴンでテラスさせつつ必死に削り身代わりがない状態を作る→カイリューで倒すしかない。

・HDフェアリーテラスキョジオーン

2,3回当たったが、サイコブレイクを受けられる+暗黒強打が通らない+逆鱗が通らないで割とどうしようもない。専用の対策を用意して選出のパワーを落とすぐらいならキョジのテラスが噛み合ったら勝てないのは割り切った。

ミュウツーにビビらないラッシャ

ミュウツーはだいたい出す上に範囲が広いため構築内に特殊はコイツだけで十分と考え、他は物理+クッションなのだが、ミュウツーサイコブレイクが実質物理技なのでラッシャ側がビビらず居座ってくると微妙に困る。テラス大地で簡単に突破できるがウェブタが痛く、弱いテラスの切り方になってしまう。

普通に対戦してる分にはトリックや他の打点にビビって引くケースが多く、後出しは間に合っていないため、度胸のある相手のみ困りがち。

みがわりルギア

うんこめっちゃ漏れる。

ガチでどうしようもない。

 

慣れるまではディンルーがキツく感じるかも。悪ウーラで簡単に勝てる+オボンならミュウツー・チョッキならカイリューが勝てるので、基本選出でも処理ルートは複数確保出来ている。

・最後に

ここまで読んでいただきありがとうございました。

ミュウツーを使うということで、酷い時には15000位ぐらいまで転落することもあり非常に構築作りに苦戦したものの、最終的には満足のいく形になったと思っています。

単純な「ミュウツー+BIG6」のような組み方では「黒バドでよくね?」となってしまい、実際似た構築系統の黒バドに負けてしまうことが多くなってしまいました。そこで構築の組み方を「使用率を気にせずミュウツーと相性のいいポケモンで固める」ことを意識した結果このような構築にまとまりました。使用率平均70位という地雷感がすごい構築になってしまいましたが、見た目以上に使いやすいと思うので、気になったら使っていただけると嬉しいです!

そして、卒論書きながらポケモン最後までやった俺、お疲れ様でした!(最終日3戦)

 

付録 ミュウツー強化案

その1 特性をサイコメイカーにする

エスパータイプの強化方法としては安直すぎる気がするが、先制技無効のS130・C154から威力120ワイドフォースに1.3倍補正を乗せて連打できるためそれだけで十分に強いポケモンになると思う。というかミライがEF+C×1.33になるならミュウツーはPF+S×1.33ぐらい盛ってもバチは当たらないんじゃないか?

 

その2 技マシンでの習得可能技を大幅に増やす

そもそもミュウの戦闘特化コピーなんだから出来ない現状がおかしい。せめてアンコールぐらい使え。そんなんだから所詮コピーなんだぞ。

 

その3 サイコドライブを習得する

ポケポケでミュウツーが強い理由。威力150技を使うぐらいは本編でもやってくれていいんじゃない?

 

その4 ランクマッチに内申点を実装する

ミュウツーに賢いイメージを持つ人は結構多いのでは無いだろうか?少なくとも伝説ポケモンの中ではトップクラスに賢い部類に入ると思う。なので、ランクマッチに内申点を実装し、テストの点数で性能に加点するシステムになればミュウツーは途端に最強ポケモンになれる。

少なくとも明らかにアホそうな脳筋ドラゴン文字通り馬と鹿なやつよりは明確に頭脳明晰。自分より賢いと思われるフーディンメタグロスはフィジカルでボコボコにできる。


f:id:Marutapoke_376:20250227184151j:image

↑どう考えてもアホな脳筋ドラゴン


f:id:Marutapoke_376:20250227184515j:image

↑文字通り馬鹿

 

スペシャルサンクス

構築相談に乗ってくれたレブロンぽけ

(レンタル企画でこの構築のプロトタイプを使って貰ったところ「草ポンとパオとランドは確定でいいと思う」と言っていたが、ピンポイントでその3体が抜けた。)

 

ミュウツー

誇れ、お前は強い。

 

構築から外れた草ポン・パオジアン・ランドロス

今はただ 君に感謝を

 

スペシャルサンクスの最後の行まで読んでくれたお前

暇なんですか?

 

没ポケ名鑑

f:id:Marutapoke_376:20250215221434j:image

 

はじめに

こんにちは、丸太と申します。

私のポケモンの取り組み方として、使用ポケモンの理解を深めるためにシーズン終了前に構築記事の下書きを書き、3桁以内であれば公開するという方法を取っているのですが、結果を残せなかったシーズンの個体が私のメモ帳で死体の山となっているのが可哀想なため、没ポケ名鑑と題しまして供養させていただきます。

調整意図など詳しいことを忘れてしまった個体もいるため、ガバガバなことを了承した上でご覧下さい。

おもろいけど全部没だからな!使用は自己責任だぞ!

 

個体紹介

リククラゲ


f:id:Marutapoke_376:20250215225406j:image

初見殺しのカスキノコ
初見じゃなくても殺される
一応最後まで使ったので没ではない。
レギュHで最も対策が難しいとされるブリジュラスに恐らく最も強いポケモン
エレビ無効の耐性に加えて地面タイプとしては珍しく特殊方面に秀でた数値を持つ。眼鏡流星にすら後出しでき、胞子と宿り木で一方的にハメることができる。
さらに、特性の菌糸の力によってサーフゴーにも胞子や宿り木を通すことが出来、これ系のポケモンでは唯一サフゴにガン有利という素晴らしい個性がある。
これによって草タイプの選出を強要することが出来るが、裏のポケモンへの草の通りが非常に悪い構築(アマガ、ブリジュラス、カイリューメタグロス)で使っていたため草が来た場合は草技に対して安定して引くことができ

、サイクルを回す。裏の圧力に負けて草を選出できなければリククラゲが通るという2択を押し付けられる。
他にも有利なポケモンは多々存在しており、例えば交代際にノマテラされない限りはガチグマを胞子宿り木でハメることができ、音技使いのアシレーヌやラウドボーンもボコボコにできる。テラスを切ればウルガモスも宿り木と身代わりでニチャれるので展開次第では環境の特殊ほとんどをハメることが出来る。
大地の力を採用せずともブリジュラスとサーフゴーは宿り木身代わりで完封でき、大地を押したタイミングでアンコカイリューに引かれて機能停止させられるのが怖いため連打する技は胞子が安定択であり大地は不要であると考えた。
その代わりにヘドロ爆弾を採用することで、草に最低限のダメージと毒のリスクを押し付けることが出来る。
対面の相手にヘド爆を撃って毒にしてしまい胞子が通らなくなる事故が有り得るが、リククラゲの性質上仮想敵に対して後攻で眠らせて上から攻撃することになるためヘド爆を撃つ際には相手は寝ており、毒らせ事故は気をつけていればほぼ起こりえない。
アンコールや身代わり、挑発されると終わってしまうポケモンではあるが、先に展開し交代際に胞子さえ当ててしまえば逆に勝てるので常に相手の交代をケアした立ち回りが大切になる。
物理耐久が終わっているためB方面を伸ばした方がいいという意見もありそうだが、特殊と対面させてしまえば引いた先の物理も寝かせて宿り木を入れられるので対特殊に特化させた方が使いやすいと思う。
有利対面で無理やり読みを通せばあらゆる相手にワンチャンを作ることが出来るのが魅力なので対特殊を起点に詰めていくことができる。
テラスタイプは音技対策の鋼が最も扱いやすいと思うが、本構築ではブリジュラス対策を最大の役割として採用しているためボディプレスで突破されるリスクのある鋼ではなく毒で採用している。

 

霧払いアーマーガア
f:id:Marutapoke_376:20250215225608j:image

レギュH毎シーズン構築にいたカラス
リククラゲ最高の相棒
リククラゲが最も無理な相手としてマスカーニャが挙げられるが、そちらに対してのクッションになれるので相性は最高。
アマガがマスカーニャに崩される展開として鉢巻悪テラス叩きが挙げられると思うが、リククラゲがいる以上マスカーニャ視点では草を消したくないためほぼ飛んでこない。
身代わりを置けたリククラゲはマスカーニャに対し変幻でタイプ変わる読みで胞子を押すことができるのだが、身代わりを貫通してくるトリアクに対してゴツメが刺さるのが少しだけ嬉しかった。
炎が一貫してしまうものの大抵裏にドラゴンかアシレーヌがいるため、彼らを上手く使えばそう簡単に崩されることは無い。
マスカーニャ・オオニューラ・ガブリアスあたりに受け出すことが出来るが、これらのポケモンの毒菱・撒菱・ステルスロックで裏のキクラゲが機能停止してしまうと元も子もない。そこで霧払いを採用することで、受け出しつつ設置技に対しても回答を持たせている。
実は霧払いの対象は場ではなく相手ポケモンなのでサーフゴーに防がれるのは注意。毒びしマスカの引き先がサフゴで偶然噛み合い除去できないことが何度かあり発狂した。本当に納得がいかない。
挑発がない分カイリューがキツくなったが、頑張った。
俺が弱すぎて最終日死んだため没。

 

鋼鉄プレートメタグロス

f:id:Marutapoke_376:20250215225640j:image

パワーーーーーーーーー!
ヤーーーーーーーー!

高耐久によるサイクル適正・先制技による対面性能・クエス&イエッサン&アロキュウにクソ強い故の対展開構築の強さを持つ。
今作で叩き落とすやサイコファングなど嬉しい強化を複数貰ったが、個人的に一番アツいのはヘビーボンバー。
550kgという超重量から放つヘビボンはレギュH環境の大部分に威力120を叩き出すことが出来る。
更に自慢の鋼鉄プレートの補正も加えることで、威力は驚愕の144。これは剣盾までのメタグロス最大打点だった鉢巻コメパンの威力135を上回るどころかメガメタグロスの硬い爪アイヘより更に2回り程度火力が高く、攻撃性能は過去最強と言っても過言では無い。
具体的な火力指数は44280。これは臆病サフゴのシャドボ22200のほぼ倍であり赫月ガチグマの特化ブラッドムーンよりやや高火力で連射可能。上位互換の日食ネクロの特化メテオドライブが36135なので火力という面ではこちらがリードしている(プレートが無くてもグロスの方が高火力)。プレートがあるおかげで皮なしミミッキュをバレパンでだいたい落とせたり、ガブをヘビバレの2発で落とせるためサイファンに強引に引く立ち回りを咎められたり、H振りアシレを7割でワンパンできるたり、クエスをHBでもヘビバレの2連撃でほぼ落とすことが出来るたりというアホが考えたパワー。
純粋に鋼技があることでアロキュウだけでなくオーロンゲでの壁展開や、ルミナコリジョンに強いがクエスへの打点に乏しく結局起点にされてしまう問題への回答、アロキュウの裏から出てくるガブに安定して火力を出せるなどメリットが非常に多いのでフェアリーが少ない環境とはいえ鋼技の有用性は高いように思う。
選出に困った時にとりあえず出してはヘビボンで全てを破壊してくれた。
アロキュウやイエッサン系、クエスバトンにはほぼ間違いなく出した。
アロキュウデストロイヤーとして有名なメタグロスだが、氷技とアンコールを両立出来るためリククラゲを見たら無理してでもアロキュウの選出をしたくなるのか毎回出てきてくれたのでメタグロスで破壊して気持ちよくなっていた。
俺が弱すぎて最終日死んだため没。


浮遊ガラルマタドガス


f:id:Marutapoke_376:20250215225714j:image

ポケポケでマタドガスが1番好き
見た目でグライオンや毒菱に強い+ガブカイリューに強いポケモン
身代わり貫通のドラパアシレ、完封可能なアマガに加え化学変化ガスのコイツを並べることでリククラゲが絶対無理な毒と身代わり両方やってくるグライオン容疑者の選出を未然に防ぐ。
実際には化学変化ガスではなく浮遊での採用であり、これによって竜地の範囲を無効にできるため多くのドラゴンを誤魔化しにいける。
鬼火で火力を削りつつ積みをクリアスモッグによって咎め、痛み分けでHP管理を行う。
残飯をリククラゲが食べているためヘドロを持っている。テラスが読まれる欠点こそあるが、トリックへの抵抗になれるため悪くはなかった。
サフゴに完封されるので注意。ピンポイントメタ枠故選出頻度は低く途中で構築から外れたが、役割はきちんとこなしてくれた。
冷静になったらポリ2の方が汎用性が高かったため没。

 

ブリジュラス

f:id:Marutapoke_376:20250215225829j:image
①壁弱保
「何やってくるかわからないポケモンが何やってるかわからないのって最強なのでは?」という発想から生まれたポケモン
ガチグマの上から光の壁で弱保起動、流星でぶっ飛ばすという型。
上手く行けばAC+2、B+1、光の壁を展開できる奇跡のポケモンと思いちょっと使ってみたところ、最速ガチグマにぶっ壊されチョッキに耐えられ夢から覚め没。
これに関してはガチグマがおかしい。

②鉢巻
ブリジュラスが岩地面打点を持つ夢の型。
逆鱗は流星より2発撃ったときの火力が高い点や、意地物理≒臆病特殊のためS妥協すれば火力不足も感じないと思い使用。
A105に現実を見せつけられ没。
そもそもカイリューでよくて没。
なんならガブでよくて没。

 

チョッキ草オーガポン


f:id:Marutapoke_376:20250215225941j:image

当時チオン+ホムラを開拓していた時、あまりにもハバカミランラオスが地獄だった為に「カミに受け出しから勝てる+ランドが受け出せない+ラオスに有利」を全て満たすポケモンとしてたどり着いた。
カミに受け出すことが出来、テラス棍棒で破壊・負けん気のためランドでの受け出しが不可能。ムンフォCダウンを引くとサイクルごと崩壊させることができる。
正直天才すぎるのだが、あまりにも水ポンで良すぎたので没。発想はマジで天才だと思う。

 

眼鏡チオンジェン


f:id:Marutapoke_376:20250215230024j:image

眼鏡レヒレを目指した呪物
想像を絶する速度から想像を絶する火力をぶっぱなしてくるカタツムリ。
サフゴにとにかく強いのが魅力であり、怯みも混みで色々ぶっ壊せるポテンシャルを持っているが、1発芸の域を抜けられずに没。
チオンに対サフゴ性能を持たせるという発想自体は後のチョッキチオンジェンに生かされ、こちらで初3桁を取ったため感謝はしている。
レ〇ロンぽけの配信に登場し試合を荒らしに荒らしたが、怒涛の不正で負けた。

 

エスパーテラスパオジアン


f:id:Marutapoke_376:20250215230055j:image

時はレギュF、アロキュウの解禁によってランクマはオーロラベールに包まれた。
そこで、あまりにも増殖していたアロキュウをぶっ壊すために開発されたパオジアン
ベールのターンに剣舞→テラスサイコファングで壁ごと破壊する。
「テラス切ってまでやることか?」と「せめて格闘瓦割りの方が強くね?」というダブルマジレスにより頭が冷え没。


気持ちよくはなれる。

 

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございます。まさにオモチャ箱と言った感じの記事でした。

正直私は勝つためにポケモンをしていないと思います。

そりゃ勝てれば嬉しいですけど、負けても面白い方が嬉しいというのが正直なところです。

真面目に勝ちに行くスタイルからは程遠く、無数のトライアンドエラーの末に、この記事にて紹介したような屍が折り重なっていきます。

文章を書くのが好きなので、その過程を記事にまとめることが最大のモチベーションとなっています。なので、今後投稿する構築記事や没ポケ名鑑Vol.2も読んでいただけると嬉しいです!

繰り返しになりますが、ここまで読んでいただきありがとうございます。アナタの育てるポケモンに少しでもインスピレーションを与えられたなら幸いです。

 

【S24構築記事】ペルトパルト・ハイブリッド!【ポケモンSV】

ポケモンSVランクバトルシーズン お疲れさまでした!

今期は結局溶かしきってしまったため本来であれば書かないのですが、なんとなく書いてみました。理由は書きたかったからです。小並

うんち記事となりますが、読んで楽しんでいただければ嬉しいです!

 

結果:TNカジ 最終宇宙

レンタルパーティは↓となります。


f:id:Marutapoke_376:20241203125059j:image

 

 

 

コンセプト

・可能性を感じたポケモンと心中する。

・ハイブリッドで攻防一体な構築を目指す

 

・構築経緯

前期、グライオンアーマーガアエースのサイクル構築を組み感じた反省点として、飛行が被っていることを強く感じた。グライオンとサイクルを組むことの多いポケモンとして他にママンボウが挙げられるが、あちらはメタられがちであり練度も必要と考え使う気になれなかった。そこで、その二体のちょうど中間といった性能を持つエンペルトに可能性を感じ採用した。グライオンもとんぼ返りを使うコンセプトは崩さず、叩き落とすを毒菱に変更して採用した。

高火力エースの枠としてわかりやすくグライオンや壁展開に強いドラパルトがやはり使いやすいだろうと思いドラパルトを採用した。

前期瞑想などの対策として穴埋め枠で入った電テラカイリューがあまりにも最強だったため今期も引き続きよろしくお願いした。

ドラパルトはどうしても耐久面に不安がある印象を拭えず、特にスケイルショットで即死する上に抜き返されるのがあまりにも気になったので、スケイルショットに受け出せる高速アタッカーという唯一無二すぎるポケモンスカーフ持久力ブリジュラスを採用した。

ママンと比べ単純な耐久では劣り、アマガには特殊耐久では圧勝しているものの物理耐久では大きく劣るため、その点を宿り木+高物理耐久で補完しつつ、一定以上の火力を持ち、鋼四分の一のエンペルトと組むことでどらパが上から処理されるスカーフサフゴを完封するシャドボ無効のブリガロンを採用した。

以上六体で構築が完成した。

 

・個体紹介

光沢のある画像

 

エンペルト

エンペルト @ シュカのみ
テラスタイプ: むし
特性: げきりゅう
性格: なまいき
191(252)-106-108-131-167(244)-73(12)
なみのり / れいとうビーム / クイックターン / はねやすめ

調整意図

アシレ抜かれ無振りガチグマ抜きHD

ウミアマガ
豊富すぎる耐性+交代技+あくび+最低限火力というポテンシャル激高クッション。
使用感としては対特殊に特化したアーマーガアといった感じ。
アマガと比較すると挑発がない代わりにあくびを覚える。使い方が異なるためどちらが強いかは決められないが、変化技を持たないポケモンにも打てる点や交代のタイミングをこちらが操作できる点で優秀。
独自の耐性を持ち、一貫性の高い氷や無効にできない鋼を4分の1にできる点や、炎弱点じゃないかつDが高いため鋼枠と対ガモスを兼ねられる点、アシレーヌの水技が痛くないため安定した引き先になれる点で優れる。(アシレーヌへの打点に乏しいため、泥仕合が確定する)
一方欠点として、格闘と地面が弱点かつB方面は最低限といった硬さなので物理相手は苦手。グライオンブリガロンがそちらに強いためサイクル破綻は起こらないが、それでもアーマーガアと比べ明確に劣っている点と感じた。
使用するうちに持ち物を隠密→オボン→シュカと変更していったが、カイリュー・セグレイブ・ガチグマあたりのエンペルトへの打点を地面に依存しているポケモンに対し確実に欠伸を入れられるシュカが最も強いと感じた。
テラスタイプは虫。地面格闘耐性を持ちつつ電気が一貫しないため飛行より優秀だと感じ採用した。

 

選出率2位

 

光沢のある画像

 

ドラパルト

ドラパルト @ こだわりメガネ
テラスタイプ: ほのお
特性: すりぬけ
性格: ひかえめ
163-126-95-167(252)-96(4)-194(252)
りゅうせいぐん / シャドーボール / かえんほうしゃ / とんぼがえり

調整意図

控えめCS

ガラルのガチムチ
ガラルのヒョロガリたちの中でぶっちぎりのムキムキ種族値を持つ爆速おばけドラゴン
余談だが、600族で最大かつ最軽量なので間違いなくガタイはヒョロガリ
わざわざ言及するまでもないが、レギュH最速クラスのポケモン。それを生かし上から特殊高火力を押し付けサイクルに負担をかける本構築のエース。
S142というヤケクソみたいな素早さは、準速でもマスカーニャを抜き劣化パオジアンと同速、追い抜いてくるポケモン爆弾小魚焼き鳥波平ペンギンタケラナイコぐらいである。
物理と特殊で迷うドラパだが、個人的に特殊の方が強く感じた。
ドラゴンアローをブリに撃つと真顔で降参することになる上にサブウェポンどころかゴースト技すらないので物理は非常に窮屈。一方で特殊はC100という絶望的な火力が気になりこそすれど、技威力ではこちらが優れる上にサブウェポンも豊富。Sが高すぎる分Cに補正をかけられるため思ったよりは火力も出る。むしろ前期使ってたカエルが無補正C103の技威力80という衝撃の貧弱さだったので超火力と錯覚すらした。
高速高火力枠としては壁展開とグライオンに強いことが個性である。物理や壁貼り、状態異常撒きなど型も豊富なため匿名性が高いことも魅力。
マスカーニャ対面が宇宙一ダルく、上から一撃で落とせるが初手から不意打ちを押してくる一点読み行動をされると世界が終わる。
テラスタイプは炎。フェアリー・氷との相性関係を反転しつつサブウェポンを一致にできるためこちらを採用した。
アロキュウを上からぶっ飛ばし、強引に竜技の一貫を作ることも出来る。しかし、裏の起点になる可能性が高いので注意したい。

 

選出率1位

 



カイリュー

カイリュー @ いかさまダイス
テラスタイプ: でんき
特性: マルチスケイル
性格: いじっぱり
167(4)-204(252)-115-108-120-132(252)
スケイルショット / テラバースト / じしん / アンコール

調整意図

意地AS

現代最強のポケモン
メガガルーラがいない時代に生まれただけの凡夫
前期から引き続き採用。
前期レンタルを使っていただいた方からの評判がすこぶる良くて嬉しかった。
どの構築にも選出できる汎用性+サイクル下でも抜きエースとしても戦える高いアタッカー性能+ある程度の対受け性能を併せ持っているため、誇張でもなく神。
特にアマガやアシレなどスケショ対策を電テラバでぶっ飛ばせるのがやはり偉く、コイツの3タテで試合が終わることも珍しくなかった。

🤖「コイツ使うなら前期の構築そのまま使った方が勝てるのに…」

 

選出率3位

 



ブリジュラス

ブリジュラス @ こだわりスカーフ
テラスタイプ: ステラ
特性: じきゅうりょく
性格: ひかえめ
167(12)-112-151(4)-187(196)-91(44)-137(252)
ラスターカノン / りゅうせいぐん / 10まんボルト / あくのはどう

調整意図

控えめCS

 

陸上部型ブリジュラス
スカーフなのに持久力という欲張りに欲張った強欲な型。
初速が早くて持久力もあるので、運動会で大活躍。小学生時代モテモテだった思われる。瞬足を買って貰って自慢してくるタイプ。
主にグライオンを軸にサイクルする際に選出。たまにエンペルトとも組んだ。
スケショに受け出せる・持久力の発動を見た時点でスカーフを切られるため奇襲しやすい・マスカーニャに受け出しても鉢巻叩き+悪テラ叩きを耐えるなどの強みがある。受け出しもできる高速アタッカーというハイブリッドなブリ。

???「ブリジュラスは高速アタッカーと高耐久 両方の性質を併せ持つ♥」
スカーフ持ちの美味しくない展開として、スケショで抜き返される・マスカーニャにスカーフを落とされ上から処理され対面負けるなどあるが、持久力であればどちらも対策できる。
そもそも物理技であれば頑丈でなくてもある程度耐えられる+サイクル構築なためそもそも頑丈が活きにくいなどあり持久力で採用した。
ブリミラーにかなり弱い型なので対面しないよう初手出しはあまりしなかった。対面してしまった場合は引き先のグライオンやハゲやエンペルトと合わせて誤魔化していた。
テラスはステラだが、飛行の方が良かったかもと後になって思った。剣舞された状態からでもガブリアスに勝ちに行ける。頑丈の場合剣舞スケショ5発で落ちてしまうため持久力の強みを生かせると思う。

選出率5位

 



ブリガロン

ブリガロン @ たべのこし
テラスタイプ: フェアリー
特性: ぼうだん
性格: わんぱく
195(252)-127-187(220)-84-100(36)-84
ボディプレス / はたきおとす / やどりぎのタネ / ニードルガード

調整意図

H→252

B→11n

D→あまり(無振り80族と同程度)(ダメ感がつかみやすい)

 

ナットレイ(アメフト部のすがた)
ゲッコウガバシャーモリザードンなどイケメン揃いな御三家の一体だが、バチクソにハゲている。さらにタイツと肩パッドを着用しており、色んな意味で尖りまくったビジュアルをしている。
レギュHでは珍しい高耐久宿り木使いであり、一致ボディプレスも使えるため結構な火力(ゲンガーのシャドボと同等)を両立しているハイブリッドなブリ。意外と良い感じ。多分ブスすぎるから誰も使ってない。
最大の魅力は止めづらすぎる超火力ドドゲザンに対し非常に強いこと。さらにカイリューガブあたりの地面+ドラゴンの範囲で殴ってるポケモンに強かったり、マスカーニャの技をニドガで見つつ受けられたり、ブラムとニドガの択を合わせればガチグマを無理やり突破できたり、意外とブリジュラスと殴り合うことが出来たりと結構色々できるが、サフゴと毒菱が終わり散らかしている。エースのドラパがフロルに結構強い+拘ってるサフゴならエンペルトとコイツで綺麗に受けられるためかなり抗える。
防弾によってシャドボなどが通らないので実質的にゴースト耐性を持つ。草タイプながらエースバーンやゲンガーに強いというよく分からん個性を持っている見た目通り変な奴である。
素早さが絶妙で、バンギラスガオガエンジバコイル・ヒスイヌメルゴンなど弱点を突ける相手の多い60族近辺を抜きつつハッサム抜かれのS64。全ポケモンでもこのハゲとマホイップしかいない貴重な素早さである。ガチグマやドドゲザンがコイツを抜くためにはS100近く振ることが必須となるためS甘えた個体は上から咎められる。しかし、前前期最終3位のガチグマにピッタリ抜かれるという逆ミラクルな素早さなのはご愛嬌。
テラスタイプはフェアリー。ドラパがエースなので、スケショでSを挙げられて負ける展開を嫌ったため。毒が一貫するもののそれ以外は優秀な耐性を持ち、テラス込みでいろいろな相手を詰ませることが出来る。

選出率6位

 


グライオン

グライオン @ どくどくだま
テラスタイプ: ノーマル
特性: ポイズンヒール
性格: しんちょう
179(228)-115-149(28)-58-139(252)-115
じしん / どくびし / とんぼがえり / まもる

調整意図

ポイヒ最高効率、D特化、あまりB

 

自分をランドロスだと思い込んでいる一般グライオン
蜻蛉グライオンver2.0。硬くてクッションになれて殴り合いもできる偉いヤツ。
裏のペンギンとハゲが毒とシナジーがある・ドラパのリーチを伸ばすため叩き落とすを毒菱に換装した。アシレーヌとの泥仕合を回避したり、ママンを押し切ったり等こちらもこちらで悪くなかった。
オオニューラにかなり強いのが嬉しい。
単純に耐性で比較すればアーマーガアよりもエンペルトの方が相性がいいので同時に選出しても別軸のサイクル核としても戦える。エンペルトの後攻クイタンから繰り出すと毒玉を発動させたり回復出来たりでお得感がある。
テラスタイプはノーマル。採用意図については前期記事を参照していただきたい。

選出率4位

 

 

 

・選出

エンペルト軸選出or

エンペルト+ドラパルト+物理で殴れるカイリューorブリガロンといった感じ。
範囲が刺さっているや詰ませられるなどで判断するのは勿論、搦手を対策したい時はカイリュー、使いたい時はブリガロンといった感じで使い分けるのがわかりやすいと思う。

 

グライオン軸選出から刺さっている奴

エンペルトと耐性上相性の悪いブリジュラスの選出機会が増える。オオニューラやカバルドンなど状態異常を軸に戦う且つエンペルトに弱点をついてくるポケモンが気になる時にこちらの選出を使った。

 

両軸選出or

エースが一体で事足りる時はクッションを両方採用しより柔軟にエースを通す体勢を作れるこちらの選出を使った。

 

上記三つの選出のどれでも対策が難しい構築も存在するため、臨機応変に使い分けてください。

全構築にきちんと解答持ててたらもっと成績ええねん。

 

・重いポケモン

・ラムカイリュー

許さない

・身代わり瞑想アシレーヌ

許さない

・セグレイブ

許す

・キョジオーンと戦ってる時の俺

なんで眼鏡とアンコールと宿り木がいるのに負けるんですか??????アホ??????

 

・最後に

まずは反省点をまとめようと思う。

1.ラムのみ

ラムのみに永久にカモられた。

というか3桁下位〜4桁上位あたりで当たったカイリューの6割ぐらいがラムなんじゃないかってぐらいラムに当たりまくった。宇宙の果てに消滅したのはほぼこの順位帯でラムカイリューにボコられたのが原因だと思う。

あっち見たらラム、こっち見てもラム

ラムラムラムラムラムラムラムラム

あとたまにウルガモスもラム食べ始めて世界が終わった。

毒菱+羽で詰ませつつ、ラムで直されたら欠伸で対面操作というのをプランの1つに置いていたのだが、よく考えなくてもラムを持つカイリューは浮いているので毒菱を踏まないし次点で持ちがちなガモスはブーツだった時に裏目る。バカか????

ちなみに最終日翌日に吠えるに変えれば解決することに気づいた。バカか????

 

2.終わらないガチグマとのじゃんけん

Sが分からなさすぎて安定択が一生存在しない。使用率的に信じ難いが、本来ならエンペルトブリガロンの2体で受け回したりブン殴ったりできる。ところがSが分からない上にペンギンもハゲも舐められまくるせいで意味わからん行動をされまくって読み合いが崩壊することもありカオス極まる。エンペルトにムンフォが飛んできた時には目を疑った。Dほぼ特化で半減な上に勝ち気やぞ。図鑑説明によるとエンペルトはプライドを傷つけられると翼で真っ二つにしてくるようだが、哀れA86に何が出来ると言うのだろうか。彼のプライドはズタボロである。

あとハゲ栗、お前は特防もう少し頑張れなかったのか。見た目も数値も上半身に対して下半身が貧弱すぎるだろ。

 

3.めちゃくちゃ酒飲んだ

真面目にやれ。

 

終始己のアホさ加減に辟易する結果となったが、レギュH最終シーズン前の箸休めとして使いたいポケモンを使うことができて満足はしている。

「ペルトパルト・ハイブリッド」という構築名も6/8拍子的なリズム感で語感が心地よく気に入っている。

 

???「ペルトパルトというのかい?贅沢な名だねぇ」
f:id:Marutapoke_376:20241203105659j:image

 

ブリガロン

ブリジュラス

グライオ

エンルト

カイリュ

ドラルト

 

???「今からお前の名前はブリブリンペリュパ構築だ」

f:id:Marutapoke_376:20241203110103j:image

以上、うんち構築でした。御清覧ありがとうございました。

 

 

【S23最終288位】変幻無限ゲコグライ!【ポケモンSV】

f:id:Marutapoke_376:20241031004650j:image

ポケモンSVランクバトルシーズン23、お疲れさまでした!

今期の主役はゲッコウガです!変幻自在の弱体化によってオワコンと化したカエルですが、今期が彼の強みを最大限生かせるシーズンと思い彼をエースに据えたサイクル構築を使用しました。ゲッコウガ以外にも一風変わった型や自慢の技が仕込まれたポケモンたちが採用されているので、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

 

結果:TNカジ 最終288位 レート2000


f:id:Marutapoke_376:20241101102155j:image


レンタルパーティは↓となります。


f:id:Marutapoke_376:20241101054338j:image

 

 

コンセプト

・ユニークかつ実用性のあるポケモンの考察

ゲッコウガに花を持たせる構築

・テラスタルに依存しないサイクル構築

・構築経緯

ハバカミ・パオジアンがいないレギュHが唯一の活躍の機会かつ、個体紹介にて解説する要素が現環境に刺さっていると感じ眼鏡ゲッコウガをエースとして採用した。

ゲッコウガとサイクルを行う上で、格闘や電気に耐性を持つクッションが欲しいと考え、ランドロスのように扱えることに期待し蜻蛉返りグライオンを採用した。

上記2体で対応出来ないポケモンを高耐久によって誤魔化しつつ、型の匿名性が高いアタッカー枠として突撃チョッキブリジュラスを採用した。

サブのクッション枠として、優秀な耐性から多くのポケモンに対して繰り出すことが出来、挑発によって搦手にも強く出られるゴツメアーマーガアを採用した。

瞑想を積んでくるガチグマやアシレーヌに崩されることが多く、そこに刺さる物理アタッカーとアンコールを兼役できるダイススケショアンコカイリューを採用した。テラスタイプはスケショカイリューが止まるポケモンに電気テラスが刺さると感じ採用した。

余った枠は氷とドラゴンに選出圧をかけつつ、受けルのグライオンをカモれる火炎玉飛行テラスアシレーヌを採用した。

以上6体で構築が完成した。

 

・個体紹介



ゲッコウガ

ゲッコウガ @ こだわりメガネ
テラスタイプ: みず
特性: へんげんじざい
性格: おくびょう
147-10

3-88(4)-155(252)-91-191(252)
あくのはどう / れいとうビーム / ヘドロウェーブ / みずしゅりけん

調整意図

最速CS

 

ゲッコウガァ…
完全にオワコンになったカエル。

もはや人気だけで飯を食っている。
マスカーニャと比べると、火力と素早さで劣るため採用率が低いのが現状である。
しかし、マスカーニャやエースバーンと比べて明確にこちらが優れている点がいくつか存在する。

その1 タイプが強い
単純に比較して水と草では水の方が通り良く、水悪と草悪では水悪の方が耐性が優秀である。耐性は攻撃すると変化してしまうため利点は少ないように思うが、サフゴにある程度受け出しでき、スカーフで上から動かれても負けない点が他の変幻ポケモンにはない明確な強みである。

その2 タイプ変化を生かしやすい
水悪タイプと相性補完の取れる毒タイプに自力でなれるのが偉すぎる。これによってフェアリーや草、格闘に対しての相性関係をテラスに依存せずに逆転できる。
マスカーニャは氷、エースバーンは岩程度しか元のタイプで弱点の技に自力で耐性を持つことができない(マスカーニャは氷タイプに氷技を撃たないため実質不可能)が、ゲッコウガであれば弱点を突きつつ耐性を持つことが出来るので変幻自在を最も生かしていると言える。

その3 特殊型である
悪・氷の範囲はガチカイサフゴ全員に打点をもち、マスカーニャが現環境で強い要素の1つである。しかし一貫したとしても物理な以上ブリジュラスでは絶対に止まる。
一方でゲッコウガは特殊型であるため、ブリジュラスで誤魔化されることがない。さらにカイリュー・サーフゴーは特殊耐久よりも物理耐久を伸ばしがちでありガチグマはチョッキを持ちがちとはいえ素の特殊耐久は低め。よって同じ範囲の特殊で殴れるのはゲッコウガの明確な強みである。

以上の点でマスカーニャやエースバーンよりも強力と考え採用した。
さらに、現環境でも過去環境でも全く使われていなかったため舐められがち。
初手のアロキュウ対面で眼鏡ヘドウェで出オチさせる展開が多発、低火力な印象を持たれているからかカイリューがテラスを切らずに眼鏡冷ビで即死なんて展開が多発した。
さらに、裏に耐久型が並んでいる・襷を持ちそうなポケモンが構築にいない・くろこチャンネルが終盤に襷ゲコの動画を投稿した影響で激流の襷毒菱を読んだ動きをされることが多く、眼鏡の高火力がさらに読まれづらくなった。
様々な要因が重なり、よりコイツの変幻自在さに拍車がかかる結果となった。

ただし、こんだけ褒めてもマスカーニャにSが1負けているのはクソとしか言えず、実際この1の差で一度20チャレを落としている。
テラスタイプは水。水テラス眼鏡水手裏剣で縛れる状況を作ると強い。水手裏剣は上振れると神だが下振れるとゴミだった。

 

おまけ:その他技候補

1.ハイドロポンプなみのり

安定高火力の水技。特に水テラドロポンは最大火力でマスカーニャを大きくリードできる。

2.くさむすび

水ミラーで神になれる。ガチグマへの最大打点。

3.じんつうりき

格闘への相性関係を華麗に逆転できる。

4.すりかえ

マスカーニャと比べると、アイテム押し付け技がすりかえなため、使用後もタイプ一致技を持てるのが強い。

5.蜻蛉返り

強いが、これを入れるならマスカーニャの方が強い。

 

総合選出率2位 最終日選出率1位

 

グライオン

グライオン @ どくどくだま
テラスタイプ: ノーマル
特性: ポイズンヒール
性格: しんちょう
179(228)-115-149(28)-58-139(252)-115
じしん / はたきおとす / とんぼがえり / まもる

調整意図

H:ポイヒ最高効率 B余り D特化

 

自分をランドロスだと思いこんでいる一般グライオン
「水タイプとサイクルするポケモンランドロスやろ!」と発想したが、残念ながらランドロスが不在なため同じ耐性を持つグライオンを採用した。
最大の特徴は「2ウェポン+とんぼ返り」という技構成である。
蜻蛉を採用する以上居座り前提の毒毒と身代わりを採用できなかったがための3ウェポンであり、正直おふざけ半分だったが、いざ使ってみると誰も使っていないのが不思議なぐらい強かった。以下に強みを述べる。

 

その1 誘導力
グライオンというポケモンは明確な対策枠がないと非常にめんどくさいポケモンなので、選出や立ち回りを誘導しやすい。
例えば飛行サーフゴーなどを呼びがちであるが、テラスのタイミングで蜻蛉を押してゲッコウガを着地出来ればテラス権を吐かせつつ冷ビで落としにいくことができ容易にサイクルを崩しにいける。相手の立ち回りや選出を大きく制限しつつ、汎用性の高いクッションとして繰り出せるのは非常に強力だった。

 

その2 硬い
思ってた以上に硬い。ランドと比べると威嚇とチョッキを持てない分柔らかくなること覚悟で使い始めたが想像の2倍硬い。守る込で1/4回復していくため、体感ではチョッキランド以上に硬い印象を受ける。例えばHPの1/2を削られる攻撃を受けたとしてもポイヒ守るで1/4回復するため実質受けるダメージを常に半分にしているようなもんである。これによりクッションとしての性能だけでなく殴り合い性能も上がっており、ウルガモスやサーフゴーと殴りあって勝つみたいな芸当ができる。H75D75の耐久とは思えない。それでいて相手が殴ってこないターンには無償で回復できるのでバケモンである。

 

その3 サポート性能
叩き落とすがとんでもなく偉い。
エースがゲッコウガなため、チョッキやスカーフがウザいのだが、それらを咎めることが出来るのが強かった。

 

その4 様子見できる
現環境はカイリューやブリジュラス、ガチグマにサーフゴーと型が多いポケモンが増えている。それらに対し、守るで一旦様子を見て型判別してから交代先を選べるクッションは立ち回りを組み立てる上で大きく役立った。もちろん積み技などの裏目もあるのでしっかり考えた上で守るを押そう。

 

その5 対策が難しいポケモンに刺さる
ここでは欠伸ガチグマ・ブリジュラス・ミミッキュあたりを指す。
欠伸ガチグマは言わずもがなだが、この型のグライオンであればミミッキュとあらゆるブリジュラスに強く立ち回れる。
ミミッキュは後攻蜻蛉で皮を剥がしつつ無償降臨を狙える。呪いを呼びやすいのも偉く、無駄にHP半分と化けの皮を消費させられる。
ブリジュラスに対しては、特殊耐久を伸ばしたおかげで眼鏡(+1)流星まで耐えるため、頑丈だろうが持久力だろうが裏の圏内に押し込める上にエレビにも崩されないので割と安心して任せられる。

 

その6 搦手耐性
従来のグライオンと同様、常時毒状態であることによる状態異常耐性は勿論、基本殴るか交代するかの2択なのでトリックにも挑発にも強い。
特にトリックは実質相手の持ち物を奪いつつ毒を撒く形になる。相手目線トリックしたくなるはずなので相手が勝手に不利になる択を誘発出来るのが強い。

 

と、大きくこれらの強みがある。それ以外にも相手のグライオンから打点がないかつ必ず後攻で動くため裏のポケモンを無償降臨して崩すなどできた。
欠点であるが、蜻蛉返りで交代したターンには回復できないため、ママンボウのように無限にHPを稼ぎ続けることは難しい。
ゲテモノ型であることは事実だが、正直その枠を超えた強さであり本構築で最も気に入っているポケモンである。
守るをステロに替えたり、カスタム性もあると思う。
テラスタイプはノーマル。
サーフゴーは身代まもや裏の鋼を考えてシャドボを撃ちがち・性能上祟り目が痛いためゴースト技をシャットアウトできることに魅力を感じたため。等倍で受ける範囲が広いため色々な相手と殴り合いできるのも良かった。
対サフゴを考えると叩きに一致補正の乗る悪でもいいかもしれない。

 

総合選出率1位 最終日選出率2位

 

 



ブリジュラス

ブリジュラス @ とつげきチョッキ
テラスタイプ: かくとう
特性: じきゅうりょく
性格: ひかえめ
197(252)-100-150-171(84)-107(172)-105
ラスターカノン / りゅうせいぐん / ボディプレス / ミラーコート

調整意図

HD:特化ガチグマの大地+真空波92.19%耐え C:余り

 

布瑠部由良由良
八握剣異戒神将魔虚羅
物理型には持久力、特殊型には突撃チョッキで適応する十種影法術最強の式神
バカ硬いため、対面でもサイクルでも使いやすい。
硬さの指標としては、特化ガチグマの大地+真空波だいたい耐え。ミラコでぶっ飛ばしたりボディプレスで殴りあったりなどできる。
物理との殴り合い性能+ミラーコートであらゆるポケモンと浅く広く戦える枠。

本当に色々なポケモンの相手をできるため、最終日は選出択に負けることにビビりプレイング次第で誰に対しても戦えるコイツの選出率が上がった。

終戦の20チャレの勝因もコイツのミラーコートであり、間違いなく今期のMVP。

従来のチョッキポケモンのような「特殊受けとして特殊に受け出して戦う」のを目的としたポケモンではなく、「貧弱な特殊耐久を補い、物理特殊両方と撃ち合う」ことを目的としたポケモン。そのため迂闊に特殊に後出しすることがないよう注意したい。
等倍同士の殴り合いにクソ強く、流星による火力ダウンを持久力でターンが経過するほど火力が増していくボディプで補える点で相性が良かった。
持久力エレビが増えた影響か、持久力で流星群を見た時点でボディプレスを読まれなくなることが多くなった印象。
地味に流星+ラスカ+ボディプがフェアテララッシャ+ハピナスに強いため、裏にグライ対策を並べることで受けに強くなれるのも高評価。
テラスタイプは格闘。ボディプレスのリーチを伸ばしつつ最低限の耐性変更として使えるため。

どうでもいいが、筆者はグレーやシルバーが好きなので色合いがぶっ刺さっている。

 

総合選出率4位 最終日選出率3位

 

 



アーマーガア

アーマーガア @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: ノーマル
特性: プレッシャー
性格: わんぱく
205(252)-107-172(252)-65-106(4)-87
ブレイブバード / とんぼがえり / ちょうはつ / はねやすめ

調整意図

HB特化

 

序盤鳥で1番好き。
ここまで少ないポケモンや変な型ばかりだった中、めっちゃ普通のアーマーガア。
強いていえば、ウェポンにガモス、オオニューラ、コノヨあたりに弱点をつけるのが強いと思いブレイブバードを採用したのが特徴。オオニューラをだいたいワンパンできることや、ミミッキュなどの低耐久な役割対象に負荷をかけられる点に魅力を感じブレイブバードを選択したが、反動によってHP管理が難しくなる場面があった。最悪の場合、黒鳥操術「神風」のように命を賭した攻撃で帰らぬ人になることがある。命を賭ける縛りによって火力を生み出せるが、A87程度では無駄死にもいいところである。火力がカスになることを我慢出来るならドリくちの方を採用してもいい。
優秀な耐性で色々な相手に強く出られるためグライオンに次ぐ第2のクッションとして活躍してくれた。
テラスタイプはノーマル。グライオンと同じくサフゴにゴースト技の一貫を作らせないため。

どうでもいいが、筆者はグレーやシルバーが好きなので色合いがぶっ刺さっている。

 

総合選出率3位 最終日選出率5位

 

光沢のある画像

 

カイリュー

カイリュー @ いかさまダイス
テラスタイプ: でんき
特性: マルチスケイル
性格: いじっぱり
167(4)-204(252)-115-108-120-132(252)
スケイルショット / テラバースト / じしん / アンコール

調整意図

意地AS


現代最強のポケモン
メガガルーラがいない時代に生まれただけの凡夫。
スケショ+アンコール+電テラバという欲張りに欲張ったカイリュー
というのも、スケショカイリューが苦手とするラッシャ、アマガ、アシレなどの弱点を付きつつ、ポリ2の電磁波をシャットアウトしアンコールで完封できる点でスケショアンコ+電気テラスの相性の良さに気づいたため。また、現環境電気タイプが全くと言っていいほどおらず、環境の電気打点もブリのエレビ程度なので地面枠以外で電気技の対策を仕込んでいるケースも少なく通しやすい点も優秀だった。

電気タイプが弱い理由として、メインウェポンが強力なポケモンの多い地面枠に通らない点が最も大きいと思うが、コイツのメインウェポンはあくまでスケショなので電テラバが通らなくてもそこまで問題がなく、むしろ素のタイプが地面に強いため呼びにくいのもシナジーを感じた。

 

総合選出率5位 最終日選出率4位

 

光沢のある画像

 

アシレーヌ

アシレーヌ @ かえんだま
テラスタイプ: ひこう
特性: げきりゅう
性格: ひかえめ
187(252)-84-102(60)-188(196)-136-80
ムーンフォース / うたかたのアリア / ドレインキッス / クイックターン

調整意図

HB:叩きグライやテラス後雪崩ラッシャと問題なく殴り合える程度 C:余り

 

グライオン絶対殺すマン
グライオンへの殺意から生まれた呪霊。
構築全体が氷やドラゴン技のゴリ押しに弱いため、そこに圧をかけられる見た目+受けを粉々にする性能に注目し採用。
受け以外に選出する気がなかったため、火炎玉によって毒耐性・飛行テラスによって地面耐性・素のタイプによって悪耐性を持ち、グライオンを破壊するという恐ろしく尖った型。
ドレキは火炎玉のダメージを回復する目的で採用した。

受けだけを意識した型だが、こいつを入れた途端そもそも受けに当たる回数自体が減ったので何らかの呪いが発動している可能性が高い。

受けループに不快感を与えるためだけのポケモンなため、全く強くない。

ユニークで実用的なポケモンを使うことがコンセプトだが、

コイツに関しては実用性はガン無視でキッッッッショいポケモンで受けルにニチャり返して憤慨させること以外何も考えていない。

地獄突きグライオンは4ね。

ちなみにこちらの焼きアシレーヌ戦法であるが、音技+飛行テラス+火炎玉が成立すれは誰でもできる。(鋼に通る音orサイコノイズが望ましい)

例えばラウドボーンであれば素だと火炎玉のデメリットを受けないが、テラスすると同時に毒と地面が無効になるため、こちらも面白いと思う。

 

総合選出率6位 最終日選出率6位

 

 

 

・選出

基本選出1++

アタッカーのゲッコウガ+クッション2枚の基本選出。最終日前日まで最も多かった選出パターン。

環境でゲッコウガより速いマスカーニャとドラパルトを水手裏剣圏内に入れ、スカーフを叩くように立ち回るとゲッコウガを通しやすい。

ゲッコウガは眼鏡を持っても火力が高いと言えるポケモンではないため、できるだけ裏の二体で削り、じっくりとサイクルを回すのが大切

基本選出2++or

クッションを一枚にする代わりにアタッカーを二枚にし、より攻撃的かつ柔軟な立ち回りをとれる選出。最終日はチキってこちらの選出パターンを広く使用した。

カイリュー→特殊受けや瞑想蝶舞持ちなどを物理で崩す際やアンコールが刺さる耐久型が居る際

ブリジュラス→セグレイブなどの連続技持ちや物理特殊を読みづらいドラパ、何やってくるかわからないマイナーポケなどの誤魔化し

の役割を持つため、刺さっているほうを選出する。

対面選出+or

対面最強のチョッキブリジュラス&カイリュー+クッションかつ殴り合いで対面もできるグライオンまたは高速高火力のゲッコウガの対面選出。

わかりやすく扱いやすいため、こちらを軸とした構築として運用するのも悪くないと思う。

対受けル選出

ハピラッシャ両方に打点のあるブリジュラス+グライオンを完封できるアシレグライの選出。

ラッシャの残飯を叩けると立ち回りが楽になる。

・重いポケモン

キョジオーン

個体数の減少に胡坐をかいて、明確な対策がない。

一応見た目でゲッコウガアシレーヌグライオンが強いため呼びづらく、選出されてもアンコールや悪波ごり押しでなんとかできはする。

舐めてかかっていたらコイツに2000チャレ負けて大発狂した。

ロトム

無理ってほどじゃないが、ゲコグライ両方に弱点をついてくる。

 

 

・最後に

ここまで読んでくださりありがとうございます。

最後に総括として構築や今期のランクマについて感想など記述します。

まずは本構築の反省点を述べます。

・タイプ被りが著しい

・テラスなしでも戦えることを意識した結果、一周まわってテラスを上手く使えなかった

これらの点を改善できるよう構築をカスタマイズしてもいいと思います。

今回の構築は従来の型の固定観念にとらわれず、独自に刺さる型を考察することを第一のテーマに据えて構築を組みました。

蜻蛉グライオンなど、新しい可能性を開拓しながら挑むことで楽しくランクマに取り組むことができました。

 

この記事が読んでくださった方々の新しい発想につながればうれしいです。


f:id:Marutapoke_376:20241101054407j:image
f:id:Marutapoke_376:20241101054411j:image

【S21構築反省】竜宮城塞テラパゴス!【ポケモンSVシングル】


ポケモンSVランクバトルシーズン お疲れさまでした!

レギュG最終シーズンということで、禁伝二体環境の参考程度に今期使用した構築を記事として書き記します。

注)本構築は結果を残せたものではなく、構築に対する反省文的側面が大きいためその点を考慮してご覧ください。

 

レンタルパーティは↓となります。


f:id:Marutapoke_376:20240901172434j:image

 




 

・コンセプト

・柔軟さを持たせづらいテラパゴスに威嚇、対面駒を組み合わせることで展開・サイクル・対面と最大限柔軟に動かせるような構築

・苦手とするコライドンやザシアンに対して有利に動けるような構築作り

 

・構築経緯

昔々、あるところに浦島太郎という若い漁師がいました。ある日、太郎は子どもたちが浜でをいじめているのを見かけました。かわいそうに思い、逃がしてやるように子どもたちに言いましたが、子どもたちは亀をいじめるのをやめません。そこで太郎は亀を助け、海へ逃がしてやりました。

それから数日後のこと、その亀が太郎の前に再び現れました。亀は「この間は助けていただいて、ありがとうございました。おかげで命が助かりました」と太郎に声をかけました。そして「お礼に太郎さんを竜宮城へお連れしましょう。さあ、背中に乗ってください」と誘いました。太郎は竜宮城へ行ってみたいと思い、亀の背中にまたがりました。太郎と亀は海の底へ潜っていきましたとさ…

 

というのはさておき、まじめな概要です。

S18で使用したテラパゴス構築をより改良できないか考えていたところ、物理型の火力を下げつつテラパゴスの起点にできる威嚇サイクルとの相性の良さに気づき、それを軸に構築を組み始めた。

そこでテラパゴスと相性のいい威嚇持ちとして、ステロを撒けて格闘に耐性をもち、単体性能も高いランドロスを採用した。持ち物は物理に負荷をかけられるゴツゴツメットを持たせた。

次に前構築で優秀と感じていた対面駒のオジアンと、受け崩しにパングロ水ウーラオスを採用した。

テラパゴスの天敵となるグライオンを完封できる風船ガラルマタドガスを採用した。

そして最後の駒として、もう一体威嚇がほしいと考え、テラパゴスと相性のいい要素を複数持ちつつ毒菱も撒くことができるハリーセンを採用した。ふざけているわけではない。持ち物はゴツメをランドに持たせたため耐久を補える黒いヘドロを持たせた。

・個体紹介



テラパゴス

テラパゴス(テラスタル) @ たべのこし
テラスタイプ: ステラ
特性: テラスシェル・ゼロフォーミング
性格: ひかえめ
176(44)-103-139(68)-172(252)-130-123(140)

241(44)-112-139(68)-200(252)-130-123(140)
ラクラスター / はかいこうせん / めいそう / ロックカット

 

 

調整意図

ラスタルフォルムでH→16n、ステラフォルムで16n+1、B→なるべく高く、C→特化、S→準速キノガッサ抜き、S+2で最速スカーフウーラオス抜き

 

浦島太郎の亀にして竜宮城そのもの

型は前回構築と同じ。Sラインを最速スカーフラオス抜きまで伸ばした。

小癪な高速格闘タイプ(とついでに抜くことになったクソキノコ)を確実にブチ56すことができるようになり、より扱いやすくなったと思う

基本的な立ち回りとしては、後発から繰り出しロックカットを積み上からテラクラスターを連打、特殊相手で余裕がある時や相手の控えが自分より遅い際には瞑想を積み、耐久を上げつつ高火力を押し付けていく。

圧倒的な耐久によりテラスシェル消費後であっても大体の攻撃を2~3発耐えてしまうため、ロックカットしか積めていない状態でも高い性能を発揮できるほか、アンコールを対策できるため、積みの優先順位はロックカット>瞑想である。ほぼ確実にロックカットを積むことができ、S+2のテラパゴスは高速高耐久によって対面性能も非常に高い。

破壊光線を採用することで瞬間火力の無さの克服を狙った。コライドンやH振りランドあたりは瞑想を積まずにワンパンできる上にステルスロックを踏ませればミライドン程度までワンパンできる。瞑想を一回でも積むことができればHD特化ドヒドイデ、HD特化以外のダイナをワンパン、乱数ではあるがH振りホウオウ、H振りディンルー、D特化チョッキママンボウまでワンパンできる。天敵であるドオーも、天然でなければ+1破壊光線で飛ばすことができ、天然であれば水ラオスで突破できる。

積み技を積んだ完全体テラパゴスは竜宮城のごとき超耐久と制圧力を誇った。

 

選出率1位

 

 

ハリーセン

ハリーセン @ くろいヘドロ
テラスタイプ: みず
特性: いかく
性格: わんぱく
172(252)-116(4)-150(252)-67-75-105
クイックターン / でんじは / どくびし / いたみわけ

 

調整意図

HB特化、端数A

 

竜宮城のおさかなさん

本構築のもう一人の主人公と言っても過言ではない。

NARUTOで言えばサスケ、ヒロアカで言えば爆豪、呪術廻戦で言えば五条悟。

ふざけていると思われるでしょう?四割ぐらいしかふざけてません。

何を隠そうこのポケモンテラパゴス構築に欲しい要素をめちゃめちゃ持っているのである。

全抜きをサポートする毒菱撒き、苦手な格闘(特に水ウーラオス)対策、S操作を行う電磁波、毒菱回収役かつサイクル加入ができる交代技&威嚇持ちとこれら全てを兼ね備える唯一のポケモンヒスイとの差別化点だが、クイックターンと格闘耐性の二点があり、これら要素がテラパゴス構築にビシッとハマる。輝石を持てない分耐久が不足するため、それを補う黒いヘドロを持たせた。

さらにザシアンに強い毒菱撒きという革命ポイントも持つ。起点にされるリスクこそあれど、電磁波痛み分けで無理やり裏の圏内に押し込めるため致命的な欠点とはならなかった印象。

低スぺであることは否めないが、それでも明確な役割と性能を持ち十分採用に値すると考えた。

基本的な役割は水ウーラオスメタと毒菱回収。水ラオスに後出しし、電磁波で妨害し毒菱を撒く動きが強い。そのため、ラオスか毒菱がいる構築であればすべてに選出する可能性がある。なので意外と特殊禁伝相手でも繰り出すことが多い。

あまりにも貧弱なので立ち回りを十分気を付ける必要がある。

特殊禁伝の攻撃で一瞬で消し炭にされるため、相手の裏の禁伝によって水ラオス前での行動が変化する。

黒バド→電磁波安定。バドの後出しとラオス居座り両方に一貫する。

ミライドン→クイタン安定。ミライドンがハリーセンに後出しされるのが最悪なので一旦逃げ徳。ラオス居座りにも襷潰しとなり裏目になりづらい。水ラオスだけでなくオオニューラにも非常に強いためミライドン軸にはだいたい選出した。

オーガ→毒菱安定。あまり後出しされる印象はないので毒菱を先に撒いても裏目になりにくい。ただし、数値が終わり散らかしているためテラス雨水流が受からないかつ、半減の潮噴きでも消滅するため選出することは少なかった。

パゴス→毒菱安定。と思いきやフロルが居るとめんどくさいことになるので先に処理してから相手の毒菱を回収しつつこちらも毒菱を撒く。

ダイナ→選出すんな、手も足も出ねぇよ。

そして、コライ・ザシアン・白バドの対策としても使える。特にザシアンには圧倒的に有利。

電磁波で足を奪い、毒菱も撒いてぐちゃぐちゃにしてやろう。当たり前のように剣舞をしてくるが、陽気であれば+6巨獣斬でも25%でしか落ちないので痛み分けで裏の圏内に入れられる。地テラ・電テラで電磁波をスカされ突破されたとしてもテラパゴスで弱点をつけるようになる。ただし、単体性能が終わっているので裏への刺さりが良くない場合や毒菱がなくても困らないときはランドロスを選出したほうが良い。

コライドンは身代わりがあったら終了・電磁波撒いてもスケショで意味ないみたいなことになりがちなので拘り・チョッキかを見極めて選出する。基本はランドロスに任せたほうがいい。

白バドはブリザードランスを半減できる+高耐久を毒菱で削れるのが優秀なため強い。同じ威嚇役のランドロスが白バドに不利なためこちらを選出することが多かった。

ただし、電テラが多いため注意が必要。一応痛み分けを入れれば電テラバを二回耐えるだけの耐久はあるため、削りつつ毒菱を撒き、テラスした白バドをテラパゴスのおやつにするところまで仕事できる。剣舞には十分警戒すべき。

ちなみに最終日前日にコイツで三タテしている。

 

選出率同率3位

 

 

ランドロス

ランドロス(霊獣) @ ゴツゴツメット
テラスタイプ: ほのお
特性: いかく
性格: わんぱく
196(252)-166(4)-156(252)-112-100-111
じしん / がんせきふうじor挑発/ とんぼがえり / ステルスロック

調整意図

HB特化、あまりA

 

玉手箱を開けた浦島太郎の末路

年老いて髭ヅラ、腰は曲がりすぎて四つん這いになり、見るも無残な姿である。

オーソドックスなゴツメランド、特に言及することもない「いつものアレ」である。

地面枠・格闘に強い枠・ステロ撒きを両立でき、威嚇によって繰り出すだけで物理をテラパゴスの起点にできる万能ポケモンである。

威嚇とゴツメで物理禁伝を浅く広く見ることができる。ハリーセンと比べ数値が高いため安心感が桁違い。

コライドン・ザシアンなどテラパゴスが苦手とする相手に強く出られるので使い心地が良かった。

ただし、一般最強の格闘枠である水ウーラオスに弱すぎるのが欠点。その点ではハリーセンに軍配が上がる。

サイクル戦になることが予想される・対面駒のパオジアンがいらなそうな相手であれば、ハリーセンと同時に選出すれば苦手な水ラオスへの解答となる上、毒菱を踏まないランド+毒菱回収役のハリーセンでテラパゴスが苦手で選出されやすい毒菱を無効化。さらに物理の火力を大きく下げテラパゴスの起点をつくる動きがとれる。

地面枠なのでミライドンに強いと思いきや、アイツらは当たり前のように交代際に流星群を撃ってくるので、裏に水ラオスが多いことも含めミライドン軸には強くない。

パゴス・パオと同時に選出するとウーラオスにあまりにも無力なためコライザシアン以外にはハリーセンのほうを選出する機会が多くなってしまい、コンセプト通りとは言えない結果となった。同じく高速の挑発使いであり対水ラオス性能が高いアタッカーの草ポン水ポンなどが採用候補ではあったが、行動保障の無さが気になり採用には至らなかった。この点を改良できれば勝率を上げられたと思う。

最終日終盤に岩石封じを挑発に変更したが、ここはどちらでもいいと思う。

 

選出率同率3位

 

光沢のある画像

 

ガラルマタドガス

マタドガス(ガラル) @ ふうせん
テラスタイプ: どく
特性: かがくへんかガス
性格: ずぶとい
172(252)-99-159(36)-105-118(220)-80
ワンダースチーム / どくびし / おにび / いたみわけ

 

調整意図

S19でシグマさんが使用していた型を参考にさせていただいています。問題があれば消します。

 

海洋ゴミくん

近年海洋汚染が問題視されている。社会派浦島太郎

海洋生物がプラゴミを食べて死ぬ悲しい事故が起こっていること意識で持ち物は風船。

環境汚染の権化だが、真の環境汚染たるグライオンを破壊する正義の味方。

圧力が尋常ではなく、いるだけでグライオンの選出を抑えてくれるため強い。

見せポケとしてだけで十分な活躍をしてくれるが、実際に選出してグライオンを完封してくれたり、特性無効によっていろいろなポケモンを浅く広く見てくれるため安定した毒菱撒きになってくれたりと優秀だった。特にカイオーガには明確な対策を用意する余裕がなかったため選出することが多かった。

また、アロキュウやロン毛などの壁、加速バトンなどに対し特性を消すことで強く立ち回れるので展開系に投げることが多かった。

最終日に鬼火外し→フェイタル眠り→解除後即眠りというガチの戦犯をかましている。

 

選出率5位

 



パオジアン

パオジアン @ きあいのタスキ
テラスタイプ: ゴースト
特性: わざわいのつるぎ
性格: ようき
156(4)-172(252)-100-99-85-205(252)
つららおとし / ふいうち / せいなるつるぎ / ちょうはつ 

 

調整意図

最速AS

 

一般通過パオジアン

ガチで浦島太郎全く関係ない。

前回構築で使ったものと全く同じ。高い対面性能と挑発によるステロ毒菱を防ぐサポート性能を評価し採用。

パオジアンの耐久で挑発を使うのは諸説あると思うし実際変化技に正確に合わせないと耐久の低さも相まって簡単に倒されてしまうが、一切読まれないため基本安定して通る上に、挑発が通れば不意打ちを押すのが安定するため基本腐ることがない。

挑発+不意打ちで確実にテラスシェル保護と削りを入れられるということは、ロックカット→テラクラで縛れる起点を場に残せるのと同義であり、対面で戦いつつ、負けたとしても起点作りになっているという立ち回りをとれるのが超強力。採用率が非常に低い技だが、個人的にかなり評価が高い。

 

選出率2位

 



水ウーラオス

 ウーラオス(連撃) @ パンチグローブ
テラスタイプ: みず
特性: ふかしのこぶし
性格: ようき
175-182(252)-121(4)-74-80-163(252)
すいりゅうれんだ / ドレインパンチ / みがわり / ビルドアップ

 

調整意図

最速AS

 

ウーラ島太郎

この一発ギャグをするためだけにコイツを採用したと言っても過言ではない。

亀をいじめる受け系統とグライオンに制裁を下すために採用しているが、環境的にはコイツが一番亀をいじめている気がする。

前回構築と同様ラッシャやドヒドなど本来不利な相手を身代わりでどうこうして突破するのが役割なのだが、受けルの禁伝にダイナが増えたせいで置物と化した

ママンボウ対策としての側面が大きくなり、実際そこでは活躍してくれた。

しかし、浦島太郎の割に明らかに選出率が低くコンセプトが崩壊している

 

選出率6位

 

 

 

選出

基本選出

+or+

ステロ防止と対面をこなすパオジアン+クッション+テラパゴスの汎用的な選出。

だいたいの構築に対してこの選出をした。

コライ・ザシアン/ステロが欲しいとき→ランドロス

白バド/特殊禁伝+水ラオス/毒菱が欲しいとき→ハリーセン

という選出を取る。
コライザシアンと水ラオスが組んで選出されることは少ないので何も考えずにランドを投げた。毒菱の刺さり次第ではコライザシアンにもハリーセンを選出する。

 

ホウオウ軸・ママンサイクル

++

ママンボウやホウオウの受け系を身代わりで嵌めるウーラオスを中心にステロ+破壊光線でサイクルを崩すサブの処理ルートを用意できる選出。

 

展開系・カイオーガ

サイクルにならなそうな相手に対しては威嚇の2体が腐りがちなので、特性無効のマタドガス+挑発持ちのパオジアンで展開を阻止し、逆にこちらのテラパゴスを通す。

カイオーガにはサイクルを回せないので対面的に各々の仕事ができる上記三体を繰り出した。

 

重いポケモン

ルギア

テラパゴス目線あまりにもキツすぎる。ランドのステロとパオジアンでテラスを切らせてどうにかしていた。テラクラ+破壊光線でごり押し突破することも一応できなくはない。

ルナアーラ

ルギアと大体同じ理由で無理。ルナアーラ側からの打点の無さや拘りの多さ、毒菱を踏む点でルギアより若干マシだったが、破壊光線が通らないのがちょっとめんどくさい。

キノガッサ

初手に出てきてもパオを突破+テラスシェル解除まで仕事され、後発に出てきてもマッパで削りを入れられる。何気に最終日ポイヒに当たりまくったが、グライオンが無理なので当然無理。

 

最後に

ここでは反省点を書いていく。

その1 テラパゴスがボコられだした

レギュG初期ではカモだった黒バドの型の変化があまりにも痛すぎた。

拘りのエスパー技に加え、積み+ギガドレイン、宿り木とテラパゴス目線キツイ型の黒バドが増えたことで、黒バド相手に稼げていた勝利数が大きく減った。ドオーの増加と天然の割合が増えたのもくるしい。さらに最終日アホみたいに身代わり、電磁波、挑発などのテラパゴスをぶち殺す技が飛んできた。オーガポンは勿論、黒バドやオオニューラにすら挑発され、ラティオスからは電磁波が飛んで来みがわりを連打され、初手のランドロスにすら身代わりされたときには普通に心が折れた。

 

その2 ハリーセンを頼りすぎた

ハリーセンを頼りすぎた」マジで聞いたことない日本語である。

多分今後の人生で2度と言うことはない。

コイツがラオスに無駄に強いせいで他のポケモンでの処理ルートを甘えたように感じる。テラパゴスがバレたという点にもつながってくるが、前よりウーラオスがパゴス前で余裕ぶっこかなくなったので、テラパゴスでどうにかするのも安定しなくなっていった。

 

その3 ふざけた

ウーラ島太郎ってなんやねん。

 

構築自体は前回よりも良くなったと思っているのだが、いかんせんこれらの理由から以前より勝率が落ちた。めちゃめちゃめちゃ悔しい。ハリーセンドリームを見たかった。

 

スペシャルサンクス

もはや考察すらしなかった相棒枠のメタグロスとチオンジェン

最終日直前にぶっ壊れやがったスマートフォン

ありとあらゆるところから飛んできてPP枯らしにくるみがわり

ポケモンやる時配信をよく見ていたが、最終日カラオケで死んでたレブロンぽけ

【S18最終767位】要塞戦車テラパゴス!【ポケモンSVシングル】

 

 

ポケモンSVランクバトルシーズン18お疲れさまでした!

今期から禁止伝説環境ということで、強力な禁伝ポケモンが解禁され最初に何を使うか大変悩んだことと存じます。

今回私が選んだ禁伝枠はテラパゴスです。一見強くは見えないあまりにも独自すぎる性能を何とか生かしてみようと考え一か月間考察を重ねました。

目標だったレート2000には届かなかったものの、面白いかつ戦える構築にまとめられたかなと思い構築記事を書かせていただきます。

可能性の塊のテラパゴスの型開拓やこれからテラパゴスを使ってみたい方の助けになれば幸いです。

 

結果:TNカジ 最終767位 レート1957

レンタルパーティは↓となります。※一部を除く変化技のPPは増やしていません。






 

コンセプト

DLC第二弾の新禁止伝説ポケモン、テラパゴスを絶対的エースとした構築

 

・積みエースをサポートしつつも単体性能が高いポケモンを採用し、構築のパワーを落とさない

 

・テラスタル権をテラパゴスにのみ切るため、素のタイプで十分活躍できるポケモンを採用する

 

・構築経緯

DLC第二弾で登場した新禁伝のテラパゴスが面白そうだったため、禁伝枠かつ構築の軸として採用した。足りない素早さを補うロックカットと火力を補う瞑想を両方採用した積みエースとして採用した。もともと高い耐久をさらに伸ばし、特殊相手に積む回数を稼ぐため、持ち物はたべのこしを選択した。

 

テラパゴスのテラスシェルを守るためにステルスロックを防ぐことが重要となるため、多くのポケモンの上から挑発を打つことができ、電磁波でのサポートとコライドンやミライドン、黒バドレックスの上から弱点を突く性能を持ったブーストエナジー持ちのハバタクカミを採用した。

 

ステロ撒きとして性能が高く、持久力による居座り性能と優秀なタイプによるテラスタルなしでも十分戦える性能を持つブリジュラスを採用した。持ち物はHPを回復し行動回数を稼ぐオボンのみを選択した。

 

ハバタクカミと同じく高速の挑発使いであり、対面駒としても運用できるパオジアンを採用した。持ち物は行動保障を得られるきあいのタスキを選択した。

 

テラパゴスが苦手な禁伝枠として、ザシアンとザマゼンタ、コライドンが挙げられるが、ザシザマを受けることができコライドンを誤魔化す性能を持つラウドボーンhttps://www.pokewiki.de/images/d/d0/Pok%C3%A9mon-Icon_911.pngを採用した。持ち物は接触技に対して削りを入れることでテラパゴスの圏内に入れるためゴツゴツメットを選択した。

 

テラパゴスが苦手な構築系統として、ホウオウ軸を筆頭に受け系の構築が挙げられるため、それらに対して非常に強く出られる身代わり持ち水ウーラオスを採用した。

持ち物はゴツゴツメットを対策しつつ技威力を挙げられるパンチグローブを選択した。

・個体紹介

Image regular

テラパゴス

特性:テラスチェンジ・テラスシェル・ゼロフォーミング
性格:ひかえめ
持ち物:たべのこし
テラス:ステラ
実数値(テラスタルフォルム):176(44)-*-144(108)-172(252+)-131(4)-118(100)

実数値(ステラフォルム):241(44)-*-144(108)-200(252+)-131(4)-118(100)

技:テラクラスター/はかいこうせん/めいそう/ロックカット 

 

調整意図

ステラフォルム時にH16n+1、Bなるべく高く、C特化、S+2で最速スカーフ90族抜き

 

2つの砲台を備えた戦車亀

本構築の絶対的エース

藍の円盤にて解禁。ストーリーで一切掘り下げがなかったやたらキラキラしてる亀。

フォルムチェンジによってH種族値が伸び、耐久が向上する。ジガルデと違いテラスタル時にフォルムチェンジするため任意のタイミングで発動可能。Hが95から160、Cが105から130、合計種族値700と禁伝らしい驚異的な数値を発揮する。

この特性上このポケモンにテラスタルを切ることがほぼ確定してしまうため、他のポケモンにテラスタルが切れなくなる。さらにテラスタイプがステラ固定なため耐性を変えることができなくなるので柔軟な立ち回りがほぼ出来なくなってしまう致命的な弱点を抱えている。

そのため本構築では柔軟さは捨て、要塞型と抜きエース型を両立した瞑想ロックカット型で採用し、「テラパゴスでやりたいことやれたら勝ち、やれなかったら負け」という恐ろしく潔い型での採用となる。この影響で他五体はテラパゴスの介護に命を懸ける羽目になっている。

基本的な立ち回りとしては、後発から繰り出しロックカットを積み上からテラクラスターを連打、特殊相手で余裕がある時や相手の控えが自分より遅い際には瞑想を積み、耐久を上げつつ高火力を押し付けていく。

圧倒的な耐久によりテラスシェル消費後であっても大体の攻撃を2~3発耐えてしまうため、ロックカットしか積めていない状態でも高い性能を発揮できるほか、アンコールを対策できるため、積みの優先順位はロックカット>瞑想である。ほぼ確実にロックカットを積むことができ、S+2のテラパゴスは高速高耐久によって対面性能も非常に高いため、パオジアン&ハバタクカミと組んで対面的に立ち回ることも可能。

本構築は地面タイプを一切採用しない構築であり、一見ミライドンが激重に見えるがコイツがミライドンに超強いため意外と勝率はいい。テラスシェルで瞑想を積む隙を作れるのもそうだが、ゼロフォーミングがハチャメチャに刺さる。フィールドを解除することで電気技の火力を落とすだけでなく裏のクォークチャージやエレキシードを消せるため構築全体に有利に動ける。フィールドを再度展開されると負けてしまうので、ツツミなど明確に起点にできる相手がいないなら極力ミライドンをラス1にするよう気を付けて立ち回りたい。

もともとはコライドンメタのマジカルシャインを採用していたが、コライドンの減少と炎テラスとじゃんけんをするのが嫌だったため、大真面目に破壊光線を採用。ふざけていると思われるかもしれないが、ステラによって常時1.33倍の威力補正が入った破壊光線の火力はバカにならず、具体的にはガブリアスの特化地震2回分。

これによりテラパゴスの弱点である瞬間火力の低さを克服。コライドンやH振りランドあたりは瞑想を積まずにワンパンできる上にステルスロックを踏ませればミライドン程度までワンパンできる。瞑想を一回でも積むことができればHD特化ドヒドイデ、HD特化以外のダイナをワンパン、乱数ではあるがH振りホウオウ、H振りディンルー、D特化チョッキママンボウまでワンパンできる。

この技があるだけで本来不利な相手をワンパンで蹴散らしたり、黒い霧や吹き飛ばしなどで積みを対策してくる耐久ポケモンを瞬時に崩すことができる。破壊光線を打った後の反動も、持ち前の高耐久により反撃を耐え、二発目の破壊光線によって文字通り破壊することができる。そもそも全タイプに等倍で撃てるテラクラスター一つあれば技範囲に困ることはないため、2枠目の攻撃技を苦手な数値受け対策にするのは割と理にかなっていると思う。

クラスター爆撃と破壊光線の二つをぶっぱなし敵を蹂躙する戦いぶりはまさに戦車と呼ぶべき存在だった。

 

選出率1位

 

光沢のある画像

ハバタクカミ

特性:こだいかっせい
性格:臆病
持ち物:ブーストエナジー
テラス:フェアリー
実数値:131(4)-*-85(76)-177(172)-156(4)-187(252)
技:ムーンフォース / たたりめ / でんじは / ちょうはつ

調整意図

HB→パオジアンの不意打ち耐え、ウーラオスアクアジェット2耐え

CD→あまり

S→最速

 

超スピードおばけ、再び

今回はテラパゴスの介護担当。

S12で使った個体と同じだが、技構成を甘える痛み分けから電磁波祟り目挑発に換装した。基本的な役割は初手に繰り出し対面勝てそうな相手とは殴り合いを、テラパゴスの起点にしたい相手には電磁波と挑発を入れて繋ぐことである。

135族ミラーが重要視される環境であるため最速とし、速やかな退場のために先制技で飛ばない程度の最低限の耐久振りで残りは火力に回している。

挑発によってステルスロックを防ぐことが最優先事項のため、ステロ役を見たらとりあえず押して構わないが、読まれやすいために攻撃技を押されることも多い。裏がパオジアン以外の場合カミが突破された後で結局ステロを撒かれてしまうことが多いため、多少の読み合いは発生する。

コライドン構築やカイオーガ構築、キラフロル相手の初手要員として繰り出すことが多い。ステルスロックを撒く必要のないパーティであればパオジアン&テラパゴスと組み対面的に戦うこともできるため、最初期は選出率が非常に高かったが、コライドンの減少とハッサムの増加により後半は選出率が下がっていった。

どうせテラスタルは切れないので適当で採用した。

 

選出率4位

 

光沢のある画像

ブリジュラス

特性:じきゅうりょく
性格:ずぶとい
持ち物:オボンのみ
テラス:フェアリー
実数値:197(252)-*-166(4+)-145-117(252)-105
技:ボディプレス/ りゅうせいぐん / ほえる / ステルスロック

 

調整意図

図太いHDぶっぱ

 

メタリック魔虚羅

あらゆる物理技への適応 最強の後出し虫拳

ステロ撒き界隈数値最強の漢。自分はぶん殴られるだけで能力が上がるのに吠えるで相手の積みはリセットできるインチキモンスター。

特殊耐久のペラさに定評があるためHDぶっぱ。素のB数値の高さをより伸ばすため補正はBにかけている。

基本的な役割は物理相手に後出しし、耐久を伸ばしつつステロを撒き、吠えるによってサイクルの疲弊とB上昇ボディプと流星群により耐久型の割には高い火力によって圧力をかけていく。

流星群を採用したことにより、ボディプでハピナス、流星でラッシャクレベに打点を持ちつつ、毒が効かないためダイナやドヒドにも強いため受けループに強く出られる。持久力ブリというだけで竜技を切られることも多いため舐めて素で突っ込んでくるドラゴン禁伝をぶっ飛ばすことができるため受けだけでは終わらない汎用性の高さを持つ。

その分カミに打点がないのが気になるが、テラパゴスの起点にすることができるため噛み合いが良かった。

破壊光線採用以降はステルスロック+ステラ破壊光線で飛ばせる範囲がハチャメチャに広いことに気づいた上に、カミを選出できない構築が増えていたため徐々に選出率は上がっていった。

しっかりと環境に適応している。

どうせテラスタルは切れないので適当で採用した。

 

選出率3位

 

画像通常

パオジアン

特性:わざわいのつるぎ
性格:ようき
持ち物:きあいのタスキ
テラス:ゴースト
実数値:155-172(252)-100-*-86(4)-205(252+)
技:つららおとし/ ふいうち / せいなるつるぎ / ちょうはつ

 

調整意図

最速AS

 

運ゲ煽りカス猫

多分現環境トップクラスに嫌われているポケモン

シンプルな性能の高さに加え、上振れ性能を持つため常に無限の勝ち筋を持つ一般ポケモンの最強格。

本構築でのパオジアンは襷を持って対面的に戦う従来の型に挑発を搭載し起点作り潰しやサポートをできるようにしたハイブリッド型である。

同じく高速挑発持ちのハバカミと比べて圧倒的に読まれにくい上に高火力によって様子見をさせないため挑発が通りやすく、最も多く選出した先発役である。

襷と先制技の行動保障、挑発による搦め手シャットアウトによってどんな相手にも一定以上の仕事を望めるため非常に優秀。

零度は採用していないが氷柱怯みによる上振れもある。ハッピーハッピーハッピー。

その分外しによる運負けもたまにある。ぴえん超えてぱおん。

どうせテラスタルは切れないので適当で採用した。

 

選出率2位

 

画像通常

ラウドボーン

特性:てんねん
性格:ずぶとい
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:フェアリー
実数値:211(252)-*-167(252+)-131(4)-95-86
技:フレアソング/ だいちのちから / おにび / なまける

 

調整意図

HB特化

 

ザシアン絶対殺すマン

テラパゴスはその性能上格闘弱点を消すことができないため、高火力格闘技を撃てる禁止伝説級ポケモンのザシアン・ザマゼンタ・コライドンなどを苦手としているのだが、それらを受けられる貴重な一般ポケモンなので採用した。

ちなみに筆者はホゲータ派でありストーリーではコイツが相棒だった。九世代ポケモンの中でもチオンジェンの次ぐらいには好きであり、この枠をヘイラッシャと悩んだが愛着と使い慣れ、後述するラウドボーン独自の強みを加味してこちらを採用した。ちなみに旅パで使ったラウドボーンとは別個体である。

ヘイラッシャとザシアン受けとしての性能を比較すると、あちらはテラスを考慮してもおおよそ受けられるが回復技が眠るのみのため複数回後投げすると疲弊し突破されるデメリットがある。あと地割れ。

それに対しラウドボーンの強みは怠けるによって何度でも攻撃を受けることができることとザシアン軸に多いゴチルゼルに捕まらない唯一無二の性能を持ったザシアン受けである点である。一方で、弱点のテラスを切られると突破されることが弱みである。

この点が逆にテラパゴスとは相性が良く、テラスを切らせればテラクラスターで切り返せるため、むしろザシアンのテラスを誘発できるのは強みと言える。そのためザシアンは「ラウドボーン前でテラスを切りテラパゴスの圏内に入る」or「交代し、A上昇をリセットされテラパゴスへの打点を落とされる」を強いられるため強力。

持ち物はゴツゴツメット。こちらもテラパゴスと相性が良く、一回接触でH振りでもテラクラスター2回圏内に押し込める。これでザシアンが即引きしテラスを切らせることができなくてもテラパゴスで押していくことができる。

技構成については、ザシアンからの引き先としてイーユイが出てくることが多いが、フレアソング+テラクラスターでは落とすことができない。そのため最大限負荷をかけられる大地の力を採用した。また、ザシアンが突っ張ってきた際、テラスを切られたとしても受けられるようにするため鬼火を採用した。サブ役割対象のコライドンが炎テラスで鬼火をシャットアウトしてくるが、そこに大地が刺さるため噛み合いが良かった。

ちなみにザマゼンタはとりあえずコイツを出すだけで完封できる。テラパゴス自体はザシアンよりもザマゼンタのほうが苦手なため、ザシアン軸以上にコイツが重要となる。

ミライドン軸にも稀に選出する。というのもオオニューラに対して最も安定しているため。一度引かせればロックカットで上を取って処理できるため選出枠に余裕がある際は選出した。地味だがイナズマドライブが接触技なのでゴツメで削りを入れられるのがおいしい。

どうせテラスタルは切れないので適当で採用した。

 

選出率6位

 

画像通常

ウーラオス(れんげき)

特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
持ち物:パンチグローブ
テラス:みず
実数値:175-182(252)-121(4)-*-80-163(252+)
技:すいりゅうれんだ/ ドレインパンチ / みがわり / ビルドアップ

 

調整意図

最速AS(あらゆるグライオン抜き)

 

受け絶対殺すマン

受けを殺すことだけにすべてを捧げているポケモン。多くの受けポケモン相手に身代わりを残すことができるため強く立ち回ることができ、弱点を突いてくるホウオウは大抵引いてくれるのでこれ一つで受けループにやたら強くなるほか、ママンボウの前で身代わりを置いて崩しに行けるためイージーウィンを狙える。アンコールしてくる黒バドは高火力によって悠長な行動を許さないためテラパゴス引きが安定し、そこから崩しに行ける。

特に対グライオン性能を強く意識しており、毒々に合わせて身代わり、上からビルドで身代わりを残しつつ崩すことができる。テラパゴスの技構成的にグライオンに身代わりを連打されるだけでPPが枯れてしまうため徹底的にメタを貼れる型で採用した。

身代わりによってついでにドヒドイデやヘイラッシャもメタることができる。身代わりに対して特にやることがないためドレパン連打でHPを管理しつつTODを狙う。ドヒドの突破方法が「テラパゴスの破壊光線」「パオジアンの挑発」「ウーラオスTOD」とふざけた手段ばかりだが複数の処理ルートを確保できているので、役割破壊的に勝ちに行くことができる。

受けポケの中でムゲンダイナだけはどうしても無理なので、パオでテラスを吐かせた後テラパゴスかコイツを通すか、テラパゴスの破壊光線でぶっ飛ばすか、ブリジュラスで流すかして対応した。

ドヒドイデが再生するタイミングで積むことができれば水テラ水流で押していけるため水テラスで採用。テラパゴス以外でテラスを切った唯一のポケモン

 

選出率5位

 

 

 

・選出

基本選出or++

ステロ封じ枠+ステロ役+テラパゴスの基本的な選出。先発の選び方は、

・ディンルー入り、カバ入り、ホウオウ入りスタン、その他→パオジアン

・コライドン軸、キラフロル入り、初手黒バド読み→ハバタクカミ

でおおよそ決めていた。

 

対面選出++

高速ポケモン二体とテラパゴスを並べた対面的な選出。

個体紹介の時に述べた通り、テラパゴスはテラスシェルさえ守れば無起点でも積みにいくことができるため対面性能も普通に高く、この選出も汎用的でいろいろな構築に投げられた。シーズン前半はこちらが基本選出だったが、ハッサムの増加に伴いパオカミの同時選出が難しくなったため出番は減っていった。

先発はほぼパオジアンだったが、コライドン軸にはハバカミから投げた。

 

対ザシザマ選出oror++

対ザシアンザマゼンタに重きを置いた選出。
ラウドボーンの個体紹介で述べたようにテラパゴス圏内を入れることを目的にサイクル戦を行う。
ラウド+パゴスでザシアン対策はおおよそ完結しているためラス1は刺さりの良いポケモンを選んで選出した。カバと組むことが多いため体感パオジアンが多め。

 

対受けループ選出++or

対受けに特化した選出。
基本的な立ち回りはウーラオスの個体紹介で述べた通り。

地味だがブリジュラスがいい働きをしてくれるほか、ムゲンダイナ軸に対してはこちらが強く出られるため非常に重要なポジション。

唯一テラパゴスを出さない可能性のある構築系統である。ただし、テラパゴス自体にも受けを崩す手段があるため多くの場合で選出できる。

 

・重いポケモン

アナザーギラティナ、ありえないぐらい重い。というかそんなポケモン使うな。

オオニューラ、重いというか運ゲを拒否できないからめんどくさい。

ミミッキュ、シンプルに重い。呪いやめて。

 

・最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます。

前回構築記事を書いたパーティは認識のズレでアドを取り勝ち切る構築でしたが、今回は自分のやりたいことを押し付けていく構築を組んでみました。以前よりも完成度自体は上げることができたと思います。

総括として反省点をまとめると、

・テラパゴスがミライドンに強いため思い切って地面枠を採用しなかったが、ミライドン構築が対面からサイクル寄りに変化していったことで初期ほど楽に対応はできなくなった。(実は途中まで原種ガチグマがいたが、扱いが下手すぎて解雇した。)

・コライドンのスカーフ率が上がり、ロックカットを複数回積まなければ勝てない展開が初期より増えた。

・運ゲを回避する手段がないので下振れる時はありえないぐらい下振れる。

・テラパゴスのダメ計がダルい

あたりの点が挙げられます。

逆に、初期は受け系の構築が非常に苦手だった中、破壊光線の採用で一気に受けに勝てるようになったのは明確に良かった点です。ここまで大真面目に破壊光線を使うことになるとは思わなかった。間違いなく最終日戦えたのはこの技のおかげ。

テラパゴス自体は使っていてものすごく楽しいポケモンなので来期も使うかもしれません。その時は今回よりもより練り上げられた構築を作れるよう考察を重ねます。

最終日に下振れを連発(破壊光線外し、二連零度、乱数負け、同速負け、フェイタルクローetc)し、700位スタートからAM3:00時点で4000位近くまで転落し心が折れかけましたが、何とか盛り返し最後まで走りきることができてよかったです。

正直あの不運の連発がなければ目標のレート2000に到達できていたと思います。めちゃめちゃ悔しい。

 

 

付録

この構築でキツイ禁伝キャラランク(当たった範囲で)

SSS アナザーギラティナ
SS ルナアーラ ルギア
S ザシアン コライドン(スカーフ)
Aザマゼンタ ホウオウ 白バド
Bムゲンダイナ コライドン ミライドン レックウザ
C日ネクロズマ ソルガレオキュレム カイオーガ グラードン
Dオリジンギラティナ ミュウツー

Z黒バドレックス