【S12最終478位】陰キャ偽装 陽キャチオンドクガ【ポケモンSVシングル】

 

ポケモンSVランクバトルシーズン12、お疲れ様でした!

 

ポケモンSV DLC第2弾の解禁が来月に迫り、多くの強力なポケモンの解禁が期待されています。

そんな中私の相棒ポケモンであるメタグロスの内定も決まり、内心ウッキウキで御座います。

 

DLC第2弾解禁前最後のシーズンということで、環境の変化やほかの好きなポケモンの解禁前に、SV発売当初から1番のお気に入りである「チオンジェン」を使った構築を組み、ランクマに挑んだ結果となります。

普段私は上位を目指すわけではなく、使いたいポケモンで気が向いたときに潜る程度で、四桁でシーズンを終えてしまうことがほとんどなため、最終日まで取り組み三桁順位を達成できたのはうれしい限りです。

 

結果:TNカジ 最終479位 レート1967

レンタルパーティは↓となります。




 

コンセプト

・受けで使われるポケモンをアタッカーで採用し、意表を突いて勝ち筋を掴む

 

・テラスタル込みで負ける対面を極力減らしつつ、高火力によってサイクルを崩せる、対面でもサイクルでも柔軟に対応できる構築

 

パラドックスポケモンを多く採用することで、ブーストエナジー持ちを選出段階で予測させない

 

・構築経緯

「チオンジェン」入りの構築を作る上で非常にめんどくさい相手として「サーフゴー」が挙げられる。インチキ特性「おうごんのからだ」によって生命線である宿り木の種をシャットアウト、特殊型なのでイカサマのダメージが期待できないためである。

また、「ハバタクカミ」「炎オーガポン」「ウーラオス」「パオジアン」「イーユイ」「テツノツツミ」など弱点を突いてくる相手があまりにも多く、受けとして十分に活躍することは不可能と考え、独自の範囲と高耐久による殴り合い性能から、とつげきチョッキを持たせたアタッカー型が強いと思い採用した。

 

チオンジェンと相性がよく、スタンダードな型ともよく組み合わせられており有名な並びである「テツノドクガ」を採用した。チオンジェン+テツノドクガでの選出であればサイクル寄りの対戦になると考え、交代先に最大限負荷をかけられる拘り眼鏡を持たせた。

 

チオンジェン+テツノドクガの並びを見せ、受け寄りのサイクルパーティと誤認させるためにグライオンを採用した。メタが張られすぎているためほぼ見せポケであったが、電磁波や催眠の一環を切ったり受けループを嵌めてTODしたりなどの役割を持たせた。

 

チオンジェンが苦手とする「イーユイ」「オーガポン」に対して相性上有利かつ上から高火力を押し付けられる「トドロクツキ」を採用した。上記のポケモンを起点にサイクルを崩すために火力を求め拘り鉢巻を持たせた。

 

龍舞カイリューや龍舞トドロクツキなどのSを上昇させて全抜きを狙うポケモンや、襷パオジアンが重く、格闘弱点のポケモンを多く採用した構築であり、格闘半減のドクガは物理耐久に不安がありグライオンは選出率が低くなることが予想されたため、格闘の一環を切りつつ上記のポケモンに比較的強く立ち回ることができ、上からスイーパーとしても動けるブーストエナジー持ちの「ハバタクカミ」を採用した。

 

上から高火力の押し付けorとんぼ返りによる対面操作が可能であり、パオジアンやイーユイに比較的有利で対面でもサイクルでも強そうな拘りスカーフ持ちの「連撃ウーラオスを採用した。

 

以上の六体で構築が完成した。

 

・個体紹介

画像レギュラー

チオンジェン

特性:わざわいのおふだ
性格:ひかえめ
持ち物:とつげきチョッキ
テラス:フェアリー
実数値:191(244)-*-122(12)-161(252+)-155-90
技:ギガドレイン / あくのはどう / イカサマ / テラバースト

 

調整意図

H-16n-1,C特化,あまりB

 

本構築の軸にして目玉。

ガチガチ脳筋タツムリ。

耐久型としての運用が基本となるチオンジェンをあえてチョッキフルアタ型で採用している。

これによって宿り木をシャットアウトしにノコノコ出てくるサーフゴーをチョッキで耐えつつ悪の波動でボッコボコにできることが最大の特徴である。

さらにチオン、ドクガ、グライの全員が苦手とするため選出されやすいツツミに対しては、フリドラが最大で38.8%しか入らず、返しのギガドレでワンパンできる上に受けたダメージを回復できるため相性関係を持ち物一つで完全にひっくり返せている。

また、ガチグマのブラッドムーン+ハイパーボイス+真空波を余裕で耐える異次元の特殊耐久を誇り、後出しからギガドレインを連打するだけで勝ててしまう。さすがに毒テラスは回復ソースがなくなるため厳しいが、上からの悪波連打で怯みを絡めて突破できたり月光のPPを枯らしたりできるため基本的に有利であることに変わりない上、少なくともガチグマにテラスを切らせつつ裏の圏内に入れることができるため非常に有利な展開を作ることができる。

さらにトリルガチグマの基本的な並びである「ガチグマ+クレセリア」に対しては、ガチグマに対面勝ちつつ、クレセリアに引いてきたとしても「ギガドレ+悪波+悪波」で突破できるため、少なくともトリルor三日月の舞のどちらかしか行動させないのでトリルガチグマに対しては滅法強いポケモンと言える。このため、チオンジェン以外のポケモンすべてを高速で先制技を持たないポケモンにすることでトリル展開を誘発し逆にカモる選出誘導も行っている。

上記の通り特殊相手との打ち合いは非常に強くなっているが、チオンジェンの真の強みは特性によって物理との打ち合いも十分に行えることにある。

具体的例を挙げると、

・水ウーラオスの陽気インファイトを確定で耐え、特化でも25%でしか落ちず、ドレインパンチはギガドレの回復込みで2耐えし、無振りでであればギガドレでだいたい落ちるのでテラスを切ればほぼ確実に、最悪テラスが残っていなくてもインファ持ちの襷、鉢巻以外であれば高い確率で勝つことができる。

・テラスを切ることで特化パオジアンの氷柱を2耐えするためギガドレやフェアテラバで殴り合って勝てる。

などがあり、ほかにもイカサマによって龍舞剣舞を積んだポケモンの攻撃を無理やり耐えて倒したりすることもできた。

テラスタイプはフェアリーで採用した。多くの技を等倍で受けてくれる優秀なタイプであり、高耐久による殴り合いが強みのチオンジェンとは相性がよく、さらにテラバーストを採用することで草タイプが打点を持ちづらいドラゴンへの打点となる点も噛み合いが良かった。これによって舐めて起点にしてくるトドロクツキをテラバで消し飛ばしたり、ハバカミや悪ラオス、パオジアンなど元タイプでは勝てない相手とも打ち合いが可能になる点が強かった。

何気に草+悪の範囲が霊テラキョジオーンのテラス前後両方に打点があり、特殊であるために積み技で誤魔化されることもないのも嬉しかった。

 

選出率2位

 

光沢のある画像

テツノドクガ

特性:クォークチャージ
性格:おくびょう
持ち物:こだわりメガネ
テラス:くさ
実数値:155-*-97(132)-176(124)-130-178(252+)
技:ほのおのまい / ヘドロウェーブ / エナジーボール / オーバーヒート

調整意図

B→特化炎ポンのA+1テラスツタ棍棒を最高乱数切り耐え

C→あまり(無振りウーラオスを眼鏡ヘドロウェーブで確1)

S→最速

 

激アツ昆虫ロボ。

チオンジェンと相性がいいことに定評のある虫さん。

かつては超パワーの炎枠としてブイブイ言わしていたが、最近はイーユイにお株を奪われ毒菱をばら撒く陰キャムーブが板についてきた印象がある。

本構築では昔ながらの眼鏡型で採用した。このポケモンの強みはS110によってだいたいのオーガポンの上から動ける点が挙げられる。この素早さによって(スカーフがなければ)憎きイーユイもついでに上からぶち殺すこともできる。さらに毒技と草技を持っていることによってエスパー技とかいう一発ギャグに頼らずともウーラオスに打点を持つことができる。この独特な範囲と高火力、フェアリーと虫が4分の1という例のゴキブリに目をつむれば独自の耐性を持っておりチオンジェンの苦手な相手を起点にサイクルを崩しに行けるのが特徴である。

チオンドクガのドクガは受け寄りの型が多いという先入観があるためか、意識外から高火力を押し付けられるのが強かった。エナジー持ちでないため特殊型がチョッキをケアして引くことや、毒菱展開を防ぐための挑発が飛んでくることもあった。耐久型に見えるためか草技を警戒されないことも多く、ディンルーやカバルドン、ヘイラッシャやキョジオーンに対しても強気に立ち回ることができた。

テラスタイプは草を採用した。テラスを切るとチオンジェンとタイプが被ってしまうほか、ドラゴンへの打点を持つため本当はフェアリーなどで採用したかったのだが、あまりにも水ウーラオスがキツすぎるため水流+アクジェを余裕をもって耐える草テラスで採用した。炎毒の優秀な耐性を生かしたいポケモンであるため、やむを得ない場合でなければ極力テラスタルを切らない展開を意識したい。

チオンジェンとの並びで使うことを想定して採用したポケモンだが、この2体だとカイリューが重くなりすぎてしまうため、それほど選出率は高くならなかった。

 

選出率4位

 

Gliscor - TPPC Wiki

グライオン

特性:ポイズンヒール
性格:ようき
持ち物:どくどくだま
テラス:みず
実数値:177(212)-*-145-58-104(68)-158(228+)
技:じしん / みがわり / どくどく / まもる

調整意図

H→4n+1

D→あまり

S→最速ランドロス抜き

 

極悪非道陰キャサソリ。

無対策の相手であれば単独で壊滅させられるほどのパワーを持ったすごいポケモン

だいたいの構築で対策されているのでそんなことは滅多に起こらない。

こいつがいるだけで途端にめんどくさいパーティに見えてくる、そんな魔力を持ったやべーやつ。グライオンが居てくれることでチオンジェンやテツノドクガがアタッカーであることを隠せるほか、チオンジェンの役割対象であるテツノツツミやサーフゴー、ハイボ持ちのアタッカーガチグマを呼ぶため見せポケとして大いに活躍してくれた。

一応選出することもあり、グライオンを明らかに対策しておらずイージーウィンが狙えそうな時・あくび展開や電磁波を他のポケモンでは拒否しにくい相手・受けループを一体突破した後のTOD要員として活躍してくれた。明確に活躍できそうな場合でないと選出しなかった分、選出したときはそれなりに活躍してくれたが、カイリューに毒々を2回外した挙句3回目をラムの実で治されてボコられたのはいまだに忘れていない。

耐久を削りその分Sをかなり高く調整したため、グライオン対策として採用したであろう身代わりの上から毒を入れて突破などができた。特に準速ウーラオスを抜いているのが非常に強く、上から毒々を入れ、身代わりでいなしつつ地震で処理するなどの動きが可能だった。

テラスタイプは水で採用した。ウーラオスの水流連打やパオジアンの氷柱落としなど、明確にグライオンが苦手とする技に耐性を持たせられるため、ベタだが使いやすく強かった。

 

選出率6位

 

Roaring Moon by Senso88 on DeviantArt

トドロクツキ

特性:こだいかっせい
性格:ようき
持ち物:こだわりハチマキ
テラス:はがね
実数値:181(4)-191(252)-91-*-121-188(252+)
技:げきりん / はたきおとす / アイアンヘッド / じしん

調整意図

特になし。漢の最速ASぶっぱ。地味に準速パオ・カミを抜いているのが偉い。

 

破壊神。

本構築のMVP。

ぶっとんだパワーを誇るサイクルブレイカー。フェアリーが居ない構築相手ならコイツが逆鱗押してるだけで勝ってしまうことも珍しくない。

その火力はH振りオーガポンを93.75%でワンパン、HB特化キョジオーンを高乱数2発、テラスを切らないとマルスケを貫通しカイリューが消し飛ぶという凄まじいもの。

「一貫を取りにくいが取れれば相手を壊滅させられる」逆鱗以外にも「誰にでも一貫し追加効果の圧も大きい」はたきおとすをメインウェポンとして持つために、他の拘りアタッカーよりも安定した活躍を見込みやすいのが強み。

トドロクツキの攻撃を耐えられるポケモンは自分よりSが低いため上から2発で処理でき、トドロクツキより早いポケモンはワンパンで沈めることができるため、対面性能もそれなりに高いのも魅力だった。

龍舞型が増えた影響か鉢巻をケアせずに数値受けが後出しされることも多く、受けを崩す性能もテラスタルを吐かせる性能も高い。トドロクツキを受けるためにフェアリーテラスや鋼テラスを切るとドクガを受けられなくなる点も相性が良かった。

高い特殊耐久と耐性によりチョッキチオンジェンがテラス込みでも相手をするのが難しいイーユイに対して最も安定して後出しできるポケモンであり、イーユイを起点にサイクルに負荷をかけ崩しに行くことができる。じゃれつくや交代際に岩石封じを打たれると負けてしまうため安定はしないがチオンジェンが圧倒的に苦手な炎オーガポンにも有利なポケモンであるため、チオンジェンにテラスを切る際の相方として選出することやシンプルな単体性能の高さから先述の通り対面的に立ち回る際にも活躍できる点から六体の中で最も選出する機会が多かった。

テラスタイプは鋼で採用した。物理耐久が薄いためカイリューの神速のダメージを抑える必要がある点、フェアリーや氷に耐性を持たせることができる点、テラスアイへでフェアリータイプを逆に突破できる点を評価して採用したが、格闘が一貫してしまうためウーラオスへの対抗策が何一つない点は明確な弱点だった。そのため、他に有利なポケモンが居ても先発スカーフウーラオスを警戒すると初手に置きづらい欠点がある。神速の一環を切るだけなら格闘に耐性を持てるゴーストテラスでもよかったのだが、鋼テラスアイへで拾った試合も多かった他、ハバタクカミに非常に弱いポケモンになってしまうため我慢して運用した。また、鋼テラスにすると中終盤に増えていた飛行テラストドロクツキからテラス前後で一貫する技がないため、龍舞を積まれた後でもテラス択次第で勝ち筋を追うことができる点も鋼テラスの利点だと言える。

 

選出率1位

 

Flutter Mane by Senso88 on DeviantArt


ハバタクカミ

特性:こだいかっせい
性格:臆病
持ち物:ブーストエナジー
テラス:フェアリー
実数値:131(4)-*-85(76)-177(172)-156(4)-187(252)
技:ムーンフォース / シャドーボール / あまえる / いたみわけ

調整意図

HB→パオジアンの不意打ち耐え、ウーラオスアクアジェット2耐え

CD→あまり

S→最速

超スピードおばけ。

高い単体性能を誇る対面駒。後発で繰り出し、先発が削った残りをスイープ、続く二体目に対面で勝ち1.5体持っていくことが理想的な立ち回り。

襷パオジアンに対面で勝ちつつ、龍舞カイリューやトドロクツキに対して強気に立ち回ることができ、多くのポケモンと撃ち合うことができる甘える痛み分け型で採用した。

基本的に甘痛型であれば耐久振りのほうが適していると思うが、相手のハバタクカミが重くならないよう極力ミラーに勝てるように最速、火力を確保するために耐久に回す努力値は先制技で飛ばない程度の最低限に抑え、残りはすべて火力に回した。

高火力によりサイクルを制するため拘りアイテム持ちを複数採用した構築であるが、色々なところで言われているように高火力ポケモンの台頭によってサイクルを回すのが困難な環境であるため、対面選出を強いられることが多く、結果的にこのポケモンが選出される機会も多かった。

また、チオンジェンとトドロクツキには水技が飛んできにくいため、格闘技一点読みで水ラオスに繰り出すなど、安定はしないものの無効タイプの多さと最速のおかげでエナジー消費後も腐りにくい点から無理やりサイクルに加わることが可能なのも強みの一つである。

テラスタイプはフェアリーで採用した。元タイプが優秀なのであまりテラスを切る展開にならなかったが、一致テラスによりリーチを伸ばしスイーパーとしての性能を高めている。不利乱数ではあるものの水テラスしたウーラオスをワンチャン等倍でもムーンフォースで落としにいけたり、ゴーストを消すことで不意打ちや影打ちのダメージを減らし、元タイプでは神速と電光石火を無効にできるため先制技に縛られづらくなったりするのが優秀だった。

 

選出率3位

 

VGC 21 - Urshifu-Rapid-Strike [QC 1/1] [GP 1/1] | Smogon Forums

ウーラオス(れんげき)

特性:ふかしのこぶし
性格:いじっぱり
持ち物:こだわりスカーフ
テラス:はがね
実数値:175-182(252)-120-*-81(4)-149(252)
技:すいりゅうれんだ / インファイト / アイススピナー / とんぼがえり

調整意図

漢の意地ASぶっぱ

 

くまさん。

こいつといいガチグマといいポケモン界の熊はやたら強く調整されている気がする。ツンベアーは草葉の陰で泣いてる。

一致技の両方が高火力。言うまでもなく強い。元から火力が確保されているため、足りない素早さを補える拘りスカーフ型で採用した。これによりパオジアンの上から動くことができるため、とんぼ返りで様子見しつつ、突っ張っていたら大体はサイコファングか電気テラバを打っているため両方に耐性を持つチオンジェンに引くことで有利な展開を作る。ヤケクソで氷柱落としで突っ張ってくる奴にはブチ切れ台パンをかますことで対策とした。

スカーフのおかげで削れたオーガポンを上から仕留めたり、エナジーを持っていないカミにも強気に立ち回れた。しかしウーラオス対面では上からインファイトしてしまい返しで破壊されてしまうのでミラーは弱め。相手にウーラオスが居る時は裏から出すのが吉である。

パンチグローブを持っていないためゴツメを警戒し慎重に運用しなければならない。またイーユイのスカーフサイキネが増えていたため慢心して突っ込まずに一旦落ち着いてトドロクツキに引くように心がけたい。

テラスタイプは鋼で採用した。スカーフの鋼テラスは珍しい印象があるが、もともとの弱点をすべて半減しつつ弱点となる地面と炎に対しては上から水流連打で処理できるため結構強い。エナジーカミのムンフォに縛られにくいのが最大の強みであるほか、オーガポンの草技を半減し上からの水流連打二回で倒せるなど不一致テラスならではの強みが生きる場面も多かった。

その一方でスカーフ鋼テラスはウーラオスミラーで壊滅的に弱いという欠陥を抱えている。相手のラオスと対面しないように心がけたい。万が一対面してしまった場合はおとなしくインファを打って切って裏の圏内に入れたほうが良い。結構ミラーで水流連打を打たれることが多いのでハバカミやドクガなど格闘一点読みで引いたら即負けみたいな展開が頻発する。

 

選出率5位

 

 

・選出

基本選出

対面的な選出。エナジーを温存したいハバタクカミやウーラオスに勝ちにくいトドロクツキは裏に置きたいためチオンジェンを先発に置くことが多かったが、イダイトウやガチグマなどチオンジェンのHP管理が重要な相手には後ろから投げた。

サイクル選出

から2体+

高火力のポケモンと高耐久で後出ししやすいチオンジェンを並べたサイクル選出。

耐性の噛み合いが良く特殊方面で高火力を出せるドクガとイーユイに対して後出しできるトドロクツキを出すことが多かったが、チオンドクガツキの三体ではパオジアンに非常に弱くなってしまうのでその場合はウーラオスを選出した。

 

対受けループ(テツノツツミ入りに対してのみ

基本的に受けループは苦手な相手であったが、立ち回り次第で勝ちに行ける高火力ポケモンを組み合わせた選出。

グライオンとトドロクツキがいるためかピクシーを選出されることが多かったが、

トドロクツキと対面した場合→不意打ちの鋼テラス鉢巻アイへで突破

テツノドクガと対面した場合→ハピナスに引いてくるためトドロクツキに釣り交換

という動きを取ることで有利な展開を作っていく。

トドロクツキの鉢巻逆鱗がHB特化ヘイラッシャに対しても半分弱入るためフェアリーテラスを切らせやすく、そうすると鋼テラスアイへの一貫が生まれる。

ドヒドイデに対しては鉢巻地震で大きく削りを入れることができた。

人数有利やHP差をつけることができれば、グライオンで逆にTODを狙って勝つことができた。

 

そのほかにも、炎オーガポンやイーユイ、ハッサムなどテラスタル込みでも勝ちにくい草半減以下のアタッカーが複数採用されている構築にはチオンジェンの選出が難しいためから刺さりのいい三体を選出した。

 

 

・重いポケモン

・基本選出のチオンツキカミの全員が苦手とするハッサム

パオジアンとチオンジェンの対面は襷の場合はギガドレイン、鉢巻の場合はテラバーストが正解のため択が発生する(HP管理が厳しいが襷でもテラバースト連打で勝てるためこちらが安定択)ほか、鬱憤晴らしを持っていると甘えるカミが負けてしまう。

水ウーラオスも重めだが、テラス択次第で十分に勝てる上、対面で負けてしまってもパーティのほぼ全員がウーラオスより速いため最悪でも1v1交換程度で抑えられる。

ドヒドイデをワンパンする手段がないが、等倍では受からない高火力を押し付けられるため自己再生のPPを枯らして押し切ることができる。

キノガッサ、この世の終わり

 

 

・最後に

今回初めて構築記事を書かせていただきました。拙い文章であったと思いますがここまで読んでいただきありがとうございます!

 

不意打ち上等のパーティのため綺麗な構築を組めたとは言い難いですが、好きなポケモンであるチオンジェンを使い挑戦するランクマッチは楽しく自分にとって良い経験になったと思います。

 

このほかにも眼鏡を持たせてみたり鉢巻を持たせてみたりしましたが意外とアタッカーとしても可能性を感じられチオンジェンはやっぱり面白いポケモンだなぁと思います。ほかの四災よりはパワーが低く扱いが難しいよりのポケモンではありますが多くの人に使われてほしいと思います。(藍の円盤で光合成とかすり替えとか覚えてくれないかなぁ)

 

今後も暇を見つけてランクマッチに挑めたらいいと考えます。今回達成できなかったレート2000や最終二桁も目指したいです。その構築にチオンジェンやメタグロスがいてくれたら嬉しいなぁ。