【S18最終767位】要塞戦車テラパゴス!【ポケモンSVシングル】

 

 

ポケモンSVランクバトルシーズン18お疲れさまでした!

今期から禁止伝説環境ということで、強力な禁伝ポケモンが解禁され最初に何を使うか大変悩んだことと存じます。

今回私が選んだ禁伝枠はテラパゴスです。一見強くは見えないあまりにも独自すぎる性能を何とか生かしてみようと考え一か月間考察を重ねました。

目標だったレート2000には届かなかったものの、面白いかつ戦える構築にまとめられたかなと思い構築記事を書かせていただきます。

可能性の塊のテラパゴスの型開拓やこれからテラパゴスを使ってみたい方の助けになれば幸いです。

 

結果:TNカジ 最終767位 レート1957

レンタルパーティは↓となります。※一部を除く変化技のPPは増やしていません。






 

コンセプト

DLC第二弾の新禁止伝説ポケモン、テラパゴスを絶対的エースとした構築

 

・積みエースをサポートしつつも単体性能が高いポケモンを採用し、構築のパワーを落とさない

 

・テラスタル権をテラパゴスにのみ切るため、素のタイプで十分活躍できるポケモンを採用する

 

・構築経緯

DLC第二弾で登場した新禁伝のテラパゴスが面白そうだったため、禁伝枠かつ構築の軸として採用した。足りない素早さを補うロックカットと火力を補う瞑想を両方採用した積みエースとして採用した。もともと高い耐久をさらに伸ばし、特殊相手に積む回数を稼ぐため、持ち物はたべのこしを選択した。

 

テラパゴスのテラスシェルを守るためにステルスロックを防ぐことが重要となるため、多くのポケモンの上から挑発を打つことができ、電磁波でのサポートとコライドンやミライドン、黒バドレックスの上から弱点を突く性能を持ったブーストエナジー持ちのハバタクカミを採用した。

 

ステロ撒きとして性能が高く、持久力による居座り性能と優秀なタイプによるテラスタルなしでも十分戦える性能を持つブリジュラスを採用した。持ち物はHPを回復し行動回数を稼ぐオボンのみを選択した。

 

ハバタクカミと同じく高速の挑発使いであり、対面駒としても運用できるパオジアンを採用した。持ち物は行動保障を得られるきあいのタスキを選択した。

 

テラパゴスが苦手な禁伝枠として、ザシアンとザマゼンタ、コライドンが挙げられるが、ザシザマを受けることができコライドンを誤魔化す性能を持つラウドボーンhttps://www.pokewiki.de/images/d/d0/Pok%C3%A9mon-Icon_911.pngを採用した。持ち物は接触技に対して削りを入れることでテラパゴスの圏内に入れるためゴツゴツメットを選択した。

 

テラパゴスが苦手な構築系統として、ホウオウ軸を筆頭に受け系の構築が挙げられるため、それらに対して非常に強く出られる身代わり持ち水ウーラオスを採用した。

持ち物はゴツゴツメットを対策しつつ技威力を挙げられるパンチグローブを選択した。

・個体紹介

Image regular

テラパゴス

特性:テラスチェンジ・テラスシェル・ゼロフォーミング
性格:ひかえめ
持ち物:たべのこし
テラス:ステラ
実数値(テラスタルフォルム):176(44)-*-144(108)-172(252+)-131(4)-118(100)

実数値(ステラフォルム):241(44)-*-144(108)-200(252+)-131(4)-118(100)

技:テラクラスター/はかいこうせん/めいそう/ロックカット 

 

調整意図

ステラフォルム時にH16n+1、Bなるべく高く、C特化、S+2で最速90族抜き

 

2つの砲台を備えた戦車亀

本構築の絶対的エース

藍の円盤にて解禁。ストーリーで一切掘り下げがなかったやたらキラキラしてる亀。

フォルムチェンジによってH種族値が伸び、耐久が向上する。ジガルデと違いテラスタル時にフォルムチェンジするため任意のタイミングで発動可能。Hが95から160、Cが105から130、合計種族値700と禁伝らしい驚異的な数値を発揮する。

この特性上このポケモンにテラスタルを切ることがほぼ確定してしまうため、他のポケモンにテラスタルが切れなくなる。さらにテラスタイプがステラ固定なため耐性を変えることができなくなるので柔軟な立ち回りがほぼ出来なくなってしまう致命的な弱点を抱えている。

そのため本構築では柔軟さは捨て、要塞型と抜きエース型を両立した瞑想ロックカット型で採用し、「テラパゴスでやりたいことやれたら勝ち、やれなかったら負け」という恐ろしく潔い型での採用となる。この影響で他五体はテラパゴスの介護に命を懸ける羽目になっている。

基本的な立ち回りとしては、後発から繰り出しロックカットを積み上からテラクラスターを連打、特殊相手で余裕がある時や相手の控えが自分より遅い際には瞑想を積み、耐久を上げつつ高火力を押し付けていく。

圧倒的な耐久によりテラスシェル消費後であっても大体の攻撃を2~3発耐えてしまうため、ロックカットしか積めていない状態でも高い性能を発揮できるほか、アンコールを対策できるため、積みの優先順位はロックカット>瞑想である。ほぼ確実にロックカットを積むことができ、S+2のテラパゴスは高速高耐久によって対面性能も非常に高いため、パオジアン&ハバタクカミと組んで対面的に立ち回ることも可能。

本構築は地面タイプを一切採用しない構築であり、一見ミライドンが激重に見えるがコイツがミライドンに超強いため意外と勝率はいい。テラスシェルで瞑想を積む隙を作れるのもそうだが、ゼロフォーミングがハチャメチャに刺さる。フィールドを解除することで電気技の火力を落とすだけでなく裏のクォークチャージやエレキシードを消せるため構築全体に有利に動ける。フィールドを再度展開されると負けてしまうので、ツツミなど明確に起点にできる相手がいないなら極力ミライドンをラス1にするよう気を付けて立ち回りたい。

もともとはコライドンメタのマジカルシャインを採用していたが、コライドンの減少と炎テラスとじゃんけんをするのが嫌だったため、大真面目に破壊光線を採用。ふざけていると思われるかもしれないが、ステラによって常時1.33倍の威力補正が入った破壊光線の火力はバカにならず、具体的にはガブリアスの特化地震2回分。

これによりテラパゴスの弱点である瞬間火力の低さを克服。コライドンやH振りランドあたりは瞑想を積まずにワンパンできる上にステルスロックを踏ませればミライドン程度までワンパンできる。瞑想を一回でも積むことができればHD特化ドヒドイデ、HD特化以外のダイナをワンパン、乱数ではあるがH振りホウオウ、H振りディンルー、D特化チョッキママンボウまでワンパンできる。

この技があるだけで本来不利な相手をワンパンで蹴散らしたり、黒い霧や吹き飛ばしなどで積みを対策してくる耐久ポケモンを瞬時に崩すことができる。破壊光線を打った後の反動も、持ち前の高耐久により反撃を耐え、二発目の破壊光線によって文字通り破壊することができる。そもそも全タイプに等倍で撃てるテラクラスター一つあれば技範囲に困ることはないため、2枠目の攻撃技を苦手な数値受け対策にするのは割と理にかなっていると思う。

クラスター爆撃と破壊光線の二つをぶっぱなし敵を蹂躙する戦いぶりはまさに戦車と呼ぶべき存在だった。

 

選出率1位

 

光沢のある画像

ハバタクカミ

特性:こだいかっせい
性格:臆病
持ち物:ブーストエナジー
テラス:フェアリー
実数値:131(4)-*-85(76)-177(172)-156(4)-187(252)
技:ムーンフォース / たたりめ / でんじは / ちょうはつ

調整意図

HB→パオジアンの不意打ち耐え、ウーラオスアクアジェット2耐え

CD→あまり

S→最速

 

超スピードおばけ、再び

今回はテラパゴスの介護担当。

S12で使った個体と同じだが、技構成を甘える痛み分けから電磁波祟り目挑発に換装した。基本的な役割は初手に繰り出し対面勝てそうな相手とは殴り合いを、テラパゴスの起点にしたい相手には電磁波と挑発を入れて繋ぐことである。

135族ミラーが重要視される環境であるため最速とし、速やかな退場のために先制技で飛ばない程度の最低限の耐久振りで残りは火力に回している。

挑発によってステルスロックを防ぐことが最優先事項のため、ステロ役を見たらとりあえず押して構わないが、読まれやすいために攻撃技を押されることも多い。裏がパオジアン以外の場合カミが突破された後で結局ステロを撒かれてしまうことが多いため、多少の読み合いは発生する。

コライドン構築やカイオーガ構築、キラフロル相手の初手要員として繰り出すことが多い。ステルスロックを撒く必要のないパーティであればパオジアン&テラパゴスと組み対面的に戦うこともできるため、最初期は選出率が非常に高かったが、コライドンの減少とハッサムの増加により後半は選出率が下がっていった。

どうせテラスタルは切れないので適当で採用した。

 

選出率4位

 

光沢のある画像

ブリジュラス

特性:じきゅうりょく
性格:ずぶとい
持ち物:オボンのみ
テラス:フェアリー
実数値:197(252)-*-166(4+)-145-117(252)-105
技:ボディプレス/ りゅうせいぐん / ほえる / ステルスロック

 

調整意図

図太いHDぶっぱ

 

メタリック魔虚羅

あらゆる物理技への適応 最強の後出し虫拳

ステロ撒き界隈数値最強の漢。自分はぶん殴られるだけで能力が上がるのに吠えるで相手の積みはリセットできるインチキモンスター。

特殊耐久のペラさに定評があるためHDぶっぱ。素のB数値の高さをより伸ばすため補正はBにかけている。

基本的な役割は物理相手に後出しし、耐久を伸ばしつつステロを撒き、吠えるによってサイクルの疲弊とB上昇ボディプと流星群により耐久型の割には高い火力によって圧力をかけていく。

流星群を採用したことにより、ボディプでハピナス、流星でラッシャクレベに打点を持ちつつ、毒が効かないためダイナやドヒドにも強いため受けループに強く出られる。持久力ブリというだけで竜技を切られることも多いため舐めて素で突っ込んでくるドラゴン禁伝をぶっ飛ばすことができるため受けだけでは終わらない汎用性の高さを持つ。

その分カミに打点がないのが気になるが、テラパゴスの起点にすることができるため噛み合いが良かった。

破壊光線採用以降はステルスロック+ステラ破壊光線で飛ばせる範囲がハチャメチャに広いことに気づいた上に、カミを選出できない構築が増えていたため徐々に選出率は上がっていった。

しっかりと環境に適応している。

どうせテラスタルは切れないので適当で採用した。

 

選出率3位

 

画像通常

パオジアン

特性:わざわいのつるぎ
性格:ようき
持ち物:きあいのタスキ
テラス:ゴースト
実数値:155-172(252)-100-*-86(4)-205(252+)
技:つららおとし/ ふいうち / せいなるつるぎ / ちょうはつ

 

調整意図

最速AS

 

運ゲ煽りカス猫

多分現環境トップクラスに嫌われているポケモン

シンプルな性能の高さに加え、上振れ性能を持つため常に無限の勝ち筋を持つ一般ポケモンの最強格。

本構築でのパオジアンは襷を持って対面的に戦う従来の型に挑発を搭載し起点作り潰しやサポートをできるようにしたハイブリッド型である。

同じく高速挑発持ちのハバカミと比べて圧倒的に読まれにくい上に高火力によって様子見をさせないため挑発が通りやすく、最も多く選出した先発役である。

襷と先制技の行動保障、挑発による搦め手シャットアウトによってどんな相手にも一定以上の仕事を望めるため非常に優秀。

零度は採用していないが氷柱怯みによる上振れもある。ハッピーハッピーハッピー。

その分外しによる運負けもたまにある。ぴえん超えてぱおん。

どうせテラスタルは切れないので適当で採用した。

 

選出率2位

 

画像通常

ラウドボーン

特性:てんねん
性格:ずぶとい
持ち物:ゴツゴツメット
テラス:フェアリー
実数値:211(252)-*-167(252+)-131(4)-95-86
技:フレアソング/ だいちのちから / おにび / なまける

 

調整意図

HB特化

 

ザシアン絶対殺すマン

テラパゴスはその性能上格闘弱点を消すことができないため、高火力格闘技を撃てる禁止伝説級ポケモンのザシアン・ザマゼンタ・コライドンなどを苦手としているのだが、それらを受けられる貴重な一般ポケモンなので採用した。

ちなみに筆者はホゲータ派でありストーリーではコイツが相棒だった。九世代ポケモンの中でもチオンジェンの次ぐらいには好きであり、この枠をヘイラッシャと悩んだが愛着と使い慣れ、後述するラウドボーン独自の強みを加味してこちらを採用した。ちなみに旅パで使ったラウドボーンとは別個体である。

ヘイラッシャとザシアン受けとしての性能を比較すると、あちらはテラスを考慮してもおおよそ受けられるが回復技が眠るのみのため複数回後投げすると疲弊し突破されるデメリットがある。あと地割れ。

それに対しラウドボーンの強みは怠けるによって何度でも攻撃を受けることができることとザシアン軸に多いゴチルゼルに捕まらない唯一無二の性能を持ったザシアン受けである点である。一方で、弱点のテラスを切られると突破されることが弱みである。

この点が逆にテラパゴスとは相性が良く、テラスを切らせればテラクラスターで切り返せるため、むしろザシアンのテラスを誘発できるのは強みと言える。そのためザシアンは「ラウドボーン前でテラスを切りテラパゴスの圏内に入る」or「交代し、A上昇をリセットされテラパゴスへの打点を落とされる」を強いられるため強力。

持ち物はゴツゴツメット。こちらもテラパゴスと相性が良く、一回接触でH振りでもテラクラスター2回圏内に押し込める。これでザシアンが即引きしテラスを切らせることができなくてもテラパゴスで押していくことができる。

技構成については、ザシアンからの引き先としてイーユイが出てくることが多いが、フレアソング+テラクラスターでは落とすことができない。そのため最大限負荷をかけられる大地の力を採用した。また、ザシアンが突っ張ってきた際、テラスを切られたとしても受けられるようにするため鬼火を採用した。サブ役割対象のコライドンが炎テラスで鬼火をシャットアウトしてくるが、そこに大地が刺さるため噛み合いが良かった。

ちなみにザマゼンタはとりあえずコイツを出すだけで完封できる。テラパゴス自体はザシアンよりもザマゼンタのほうが苦手なため、ザシアン軸以上にコイツが重要となる。

ミライドン軸にも稀に選出する。というのもオオニューラに対して最も安定しているため。一度引かせればロックカットで上を取って処理できるため選出枠に余裕がある際は選出した。地味だがイナズマドライブが接触技なのでゴツメで削りを入れられるのがおいしい。

どうせテラスタルは切れないので適当で採用した。

 

選出率6位

 

画像通常

ウーラオス(れんげき)

特性:ふかしのこぶし
性格:ようき
持ち物:パンチグローブ
テラス:みず
実数値:175-182(252)-121(4)-*-80-163(252+)
技:すいりゅうれんだ/ ドレインパンチ / みがわり / ビルドアップ

 

調整意図

最速AS(あらゆるグライオン抜き)

 

受け絶対殺すマン

受けを殺すことだけにすべてを捧げているポケモン。多くの受けポケモン相手に身代わりを残すことができるため強く立ち回ることができ、弱点を突いてくるホウオウは大抵引いてくれるのでこれ一つで受けループにやたら強くなるほか、ママンボウの前で身代わりを置いて崩しに行けるためイージーウィンを狙える。アンコールしてくる黒バドは高火力によって悠長な行動を許さないためテラパゴス引きが安定し、そこから崩しに行ける。

特に対グライオン性能を強く意識しており、毒々に合わせて身代わり、上からビルドで身代わりを残しつつ崩すことができる。テラパゴスの技構成的にグライオンに身代わりを連打されるだけでPPが枯れてしまうため徹底的にメタを貼れる型で採用した。

身代わりによってついでにドヒドイデやヘイラッシャもメタることができる。身代わりに対して特にやることがないためドレパン連打でHPを管理しつつTODを狙う。ドヒドの突破方法が「テラパゴスの破壊光線」「パオジアンの挑発」「ウーラオスTOD」とふざけた手段ばかりだが複数の処理ルートを確保できているので、役割破壊的に勝ちに行くことができる。

受けポケの中でムゲンダイナだけはどうしても無理なので、パオでテラスを吐かせた後テラパゴスかコイツを通すか、テラパゴスの破壊光線でぶっ飛ばすか、ブリジュラスで流すかして対応した。

ドヒドイデが再生するタイミングで積むことができれば水テラ水流で押していけるため水テラスで採用。テラパゴス以外でテラスを切った唯一のポケモン

 

選出率5位

 

 

 

・選出

基本選出or++

ステロ封じ枠+ステロ役+テラパゴスの基本的な選出。先発の選び方は、

・ディンルー入り、カバ入り、ホウオウ入りスタン、その他→パオジアン

・コライドン軸、キラフロル入り、初手黒バド読み→ハバタクカミ

でおおよそ決めていた。

 

対面選出++

高速ポケモン二体とテラパゴスを並べた対面的な選出。

個体紹介の時に述べた通り、テラパゴスはテラスシェルさえ守れば無起点でも積みにいくことができるため対面性能も普通に高く、この選出も汎用的でいろいろな構築に投げられた。シーズン前半はこちらが基本選出だったが、ハッサムの増加に伴いパオカミの同時選出が難しくなったため出番は減っていった。

先発はほぼパオジアンだったが、コライドン軸にはハバカミから投げた。

 

対ザシザマ選出oror++

対ザシアンザマゼンタに重きを置いた選出。
ラウドボーンの個体紹介で述べたようにテラパゴス圏内を入れることを目的にサイクル戦を行う。
ラウド+パゴスでザシアン対策はおおよそ完結しているためラス1は刺さりの良いポケモンを選んで選出した。カバと組むことが多いため体感パオジアンが多め。

 

対受けループ選出++or

対受けに特化した選出。
基本的な立ち回りはウーラオスの個体紹介で述べた通り。

地味だがブリジュラスがいい働きをしてくれるほか、ムゲンダイナ軸に対してはこちらが強く出られるため非常に重要なポジション。

唯一テラパゴスを出さない可能性のある構築系統である。ただし、テラパゴス自体にも受けを崩す手段があるため多くの場合で選出できる。

 

・重いポケモン

アナザーギラティナ、ありえないぐらい重い。というかそんなポケモン使うな。

オオニューラ、重いというか運ゲを拒否できないからめんどくさい。

ミミッキュ、シンプルに重い。呪いやめて。

 

・最後に

ここまで読んでくださってありがとうございます。

前回構築記事を書いたパーティは認識のズレでアドを取り勝ち切る構築でしたが、今回は自分のやりたいことを押し付けていく構築を組んでみました。以前よりも完成度自体は上げることができたと思います。

総括として反省点をまとめると、

・テラパゴスがミライドンに強いため思い切って地面枠を採用しなかったが、ミライドン構築が対面からサイクル寄りに変化していったことで初期ほど楽に対応はできなくなった。(実は途中まで原種ガチグマがいたが、扱いが下手すぎて解雇した。)

・コライドンのスカーフ率が上がり、ロックカットを複数回積まなければ勝てない展開が初期より増えた。

・運ゲを回避する手段がないので下振れる時はありえないぐらい下振れる。

・テラパゴスのダメ計がダルい

あたりの点が挙げられます。

逆に、初期は受け系の構築が非常に苦手だった中、破壊光線の採用で一気に受けに勝てるようになったのは明確に良かった点です。ここまで大真面目に破壊光線を使うことになるとは思わなかった。間違いなく最終日戦えたのはこの技のおかげ。

テラパゴス自体は使っていてものすごく楽しいポケモンなので来期も使うかもしれません。その時は今回よりもより練り上げられた構築を作れるよう考察を重ねます。

最終日に下振れを連発(破壊光線外し、二連零度、乱数負け、同速負け、フェイタルクローetc)し、700位スタートからAM3:00時点で4000位近くまで転落し心が折れかけましたが、何とか盛り返し最後まで走りきることができてよかったです。

正直あの不運の連発がなければ目標のレート2000に到達できていたと思います。めちゃめちゃ悔しい。

 

 

付録

この構築でキツイ禁伝キャラランク(当たった範囲で)

SSS アナザーギラティナ
SS ルナアーラ ルギア
S ザシアン コライドン(スカーフ)
Aザマゼンタ ホウオウ 白バド
Bムゲンダイナ コライドン ミライドン レックウザ
C日ネクロズマ ソルガレオキュレム カイオーガ グラードン
Dオリジンギラティナ ミュウツー

Z黒バドレックス